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社長メッセージ

日本板硝子株式会社 代表執行役社長兼CEO 藤本 勝司

ご挨拶

当社は、ガラスの革新的技術を基礎にしています。この技術をさらに追求し、株主価値向上を図っています。当社の使命は、社内の人材と技術力を最大限に活用し、たゆまずイノベーションを追求することで、ものづくりと各種ガラス製品の供給分野で真のグローバルリーダーとなることです。

経営方針、及び長期ビジョンと戦略

現在、2016年度までの10年間の戦略を3段階に分けて実施しています。2007年4月からの4年間にわたる中期経営計画は、このフェーズ1に相当します。確実な目標達成にむけて現在全力を注いでいます。

事業統合とそのシナジーの実現においては、大きな進展が見られました。組織を簡素化し、3事業体制とすることで経営体制を強化いたしました。

しかし、フェーズ2、フェーズ3を忘れているわけではありません。インドや中国などでの事業拡大をにらみ、合弁事業の設立、工場新設など、新興市場での基礎固めがすでに始まっています。

フェーズ2では、建築用ガラス及び自動車用ガラスの領域における事業規模の拡大、新興市場への地理的な事業拡大を図ってまいります。そのために競争優位性の向上、大型新商品の開発、新しい重要なテクノロジーの育成を目標にしています。

フェーズ3では、新事業の開拓による成長の持続、市場・顧客資産、技術資産、事業資産を活用した新商品領域への進展、近隣事業領域でのM&A・アライアンスの活用を図ってまいります。

グローバルリーダーになるということは、すべての主要な市場において高品質な製品を競合他社に負けない価格で供給することを意味します。欧州・南米での好調を持続しつつ、日本をはじめ北米・東南アジアにおける収益性を改善し、中国での建築用ガラスおよび自動車用ガラス事業を一層拡大していくつもりです。

今後の見通し

2009年3月期の業績は、当社グループにとって大変厳しい年となりました。世界経済の減速を反映し、上半期と下半期で対照的な結果となりました。上半期は、売上高、利益ともに業績予想に沿った形となり、借入金の削減においてもさらなる進展がありました。下半期においては、過去に例を見ない世界的な景気減速が、当社グループの3つの事業部門すべてに影響を及ぼしました。

2009年1月に、当社グループは、この景気の停滞に対応し、今後の収益性を改善するためのリストラクチャリングの諸施策を発表しました。世界的な経済環境の急激な変化に対応するための措置については以前より進めてまいりましたが、それらに加えて実施するものです。顧客需要の減少に合わせ生産能力と生産量の削減を進めており、すでに順調な進捗を見せています。2010年3月期は、その後に発表しました追加対策を含め、リストラクチャリングの実施に注力してまいります。まず短期的には事業を維持保全し、2011年3月期移行の利益成長基盤を再確立することが重要と考えております。

利益配分、及び投資単位の引き下げに関する方針

当社の利益配分につきましては、当面期間は、買収時に増大した有利子負債を早期に削減することによる財務健全性の回復を優先的に進める中で、安定的な配当の継続を基本方針としています。
また、投資単位の引き下げは市場の活性化の観点から有用な施策であると考えていますが、その実施については引き続き、費用と効果を総合的に検討し、今後の業績及び株式市場の動向等も勘案のうえ、慎重に対応して参ります。

コーポレート・ガバナンスに関する当社の状況について

当社は、コーポレート・ガバナンスの充実を経営上の最重要課題の一つとして位置付けております。2008年6月より当社は、委員会設置会社へ移行いたしました。これにより日本のリーディングカンパニーの一員として、透明性を高め、ガバナンスを強化し、株主価値のさらなる向上を確実にしてまいります。

PDFNSGグループ行動規範(PDF 82KB/25ページ)

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