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「真空ガラス スペーシア®」が、ものづくり日本大賞(経済産業大臣賞)を受賞

日付
2007年 08月 08日

日本板硝子株式会社(社長 藤本勝司)が開発した世界初の商品「真空ガラス スペーシア®」が、このほど、第2回ものづくり日本大賞において、経済産業大臣賞を受賞しましたので、お知らせいたします。

「ものづくり日本大賞」は、我が国産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らしめることを目的に創設された内閣総理大臣表彰です。経済産業省、文部科学省、厚生労働省及び国土交通省の4省庁連携により、平成17年に第1回が開催され、本年が第2回目となります。ものづくりの中核を担う中堅人材、伝統の技を支える熟練人材及び将来を担う若手人材やグループが受賞の対象となり、当社からは「真空ガラス スペーシア®」の製造技術開発及び商品化に携った技術者集団が「製品・技術開発部門」において、経済産業大臣賞を受賞致しました。

「真空ガラス スペーシア®」は、真空のもつ優れた断熱特性を住宅用窓ガラスに応用した、世界で始めての工業製品として1997年10月に発売されて以来、今日では、開口部の断熱・省エネ改修における代表的な商品として、建築業界を中心に広く認知されるに至っております。しかし、2枚の板ガラスの間に0.2mmの真空層を保持させた画期的な構造を採るため、その技術開発・商品化に至る過程においては、全く新しい技術的な試みが必要となりました。特に、(1)真空を長期間にわたり安定して保持させるためのマイクロスペーサーの製造及び配列技術、(2)周辺封着材の高精度封着技術、(3)十分な断熱性能を得るための効率的な真空排気技術、(4)長期的に信頼性の高い封止技術など、いくつかの克服しなければならない重要なポイントがありました。今回の「第2回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞」の受賞は、各種要素技術の優位点を結集し、このような課題を克服した点や、スペーシアの技術をもとにした応用商品の開発(複層真空ガラス、合わせ真空ガラス)が、ガラス製法に関する日本の競争優位を高めた新技術として評価されたものと言えます。

地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減が重要課題の一つとして注目される昨今の社会情勢のもと、既存住宅分野での省エネルギー対策に有効な断熱ガラスの開発が「ものづくり日本大賞」を受賞したことは、ものづくりを生業とする企業として名誉であるばかりでなく、断熱ガラスに対する社会の評価をさらに高め、ひいては、省エネ・地球環境の保護に大きく貢献できるものと期待しております。

【お問い合わせ先】

日本板硝子株式会社 BP事業本部 営業本部(担当 三浦)
TEL:03-5443-0107
広報・IR部 TEL:03-5443-9477

【ご参考】真空ガラス スペーシア®断面図

詳細情報は、当社ウェブサイトでご覧頂けます。
  →「真空ガラス スペーシア®」サイトへリンク(http://shinku-glass.jp/)

真空ガラス スペーシア®断面図