2030年までのCO2削減目標を引き上げ、2050年のカーボンニュートラル達成を宣言

2022年 05月 12日

日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:森 重樹、以下「NSG」)は、今般、2030年までのCO2の排出削減目標を2018年対比30%に引き上げた上で、2050年までのカーボンニュートラル達成にコミットし、この実現を目指すこととしましたのでお知らせします。

現在、日本を含む140ヵ国以上の国々が2050年までのカーボンニュートラル目標を設定し、気候変動対策は今や人類共通の課題となりました。ガラス製造業であるNSGグループにおいても、これらの環境問題への取り組みは最重要課題の一つです。当社グループでは既に、2030年までに温室効果ガスの排出量(スコープ1およびスコープ2)を2018年対比で21%削減する目標が、2019年10月に「科学的根拠に基づいた目標」であるとしてSBTイニシアティブ(SBTi*)に認定され、これに沿った施策を進めてきました。合わせて、2024年までの毎年、ガラス生産単位当たりのCO2排出量を2%削減する目標に取り組んできました。

今般NSGグループは、2050年までのカーボンニュートラル達成を、社会の一員として当然にコミットすべき目標として認識すると同時に、この達成に向けてより重要となる2030年までのCO2排出削減目標を従来の21%から30%に引き上げ、より具体的かつ実現可能な追加施策を設定することとしました。

NSGグループでは、2030年の新しい削減目標および2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、主に以下の施策を進めます。

1) 2030年の目標達成に向けて

2) 2050年のカーボンニュートラル達成に向けて
上記の対策に加えて、水素などのゼロカーボン燃料の100%化、CO2の回収・貯蔵・利用、代替ガラス原料の使用など、非連続イノベーションを通じた新技術の開発、展開を進めます。

以上

*2030年のCO2排出量削減目標について

現在、SBT(Science Based Targets)イニシアティブから認証を受けている2030年のCO2排出量削減目標(2018年比)は、スコープ1と2の合計で21%です。今回更新した30削減%の目標については、現在SBTイニシアティブに申請中です。

NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について

NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。

建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。

自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。

クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードやガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維です。

https://www.nsg.co.jp

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(報道関係等)
広報部
Tel:03-5443-0100

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