ベトナムでのフロート板ガラス製造会社の新設について
日本板硝子株式会社(本社:大阪市中央区 社長:出原洋三)は、今後とも成長が期待できるベトナムの板ガラス需要に対応するため、現地資本との合弁でフロート板ガラスの製造会社を設立することとしましたのでお知らせいたします。
この会社(ベトナムグラスインダストリー社 ;略称 VGI社)は、ベトナム南部ホーチミン市近郊に工場を建設し、2006年末を目処に高品質の建築用を中心としたフロート板ガラスの生産を開始する予定にしています。総投資額は約90百万USドル(1ドル=110円換算で約100億円)を予定しています。
既にベトナムには、当社が出資するフロート板ガラス製造会社(ベトナムフロートグラス社 ;略称 VFG社)がベトナム北部のハノイ近郊にありますが、今後はこの会社との経営統合によってベトナムにおける板ガラス事業の効率的な運営を図ることを検討しております。
これらの施策により、今後当社は板ガラス事業のアジア戦略を積極的に、展開してゆきたいと考えています。
<新会社VGI社の概要>
社名 |
ベトナムグラスインダストリー社
(Vietnam Glass Industries Ltd. ;略称 VGI社) |
所在地 |
ベトナム南部 ホーチミン市の東約60Kmのバリアブンタウ省ミースワン工業団地内 |
資本金
(現時点での予定) |
40~50百万USドル程度(約44~55億円) |
出資比率
(現時点での予定) |
日本板硝子:70%
FICO社グループ:30%(ベトナム建設省傘下の建設資材公団) |
生産能力 |
フロート板ガラス製造ライン 1窯 溶解量500トン/日 |
<VFG社の概要>
社名 |
ベトナムフロートグラス社
(Vietnam Float Glass Co., Ltd. ;略称 VFG社) |
所在地 |
ベトナム北部 ハノイ郊外のバクニン省クエボ |
設立 |
1995年3月(1999年に生産スタートしたベトナム初のフロートガラス製造会社) |
資本金 |
45百万USドル(約50億円) |
出資比率 |
日本板硝子:55%
トーメン: 15%
Viglacera社:30%(ベトナム建設省傘下の建設資材公団) |
生産能力 |
フロート板ガラス製造ライン 1窯 溶解量500トン/日 |
総投資額 |
113百万USドル(約124億円) |
【お問い合わせ先】 |
日本板硝子株式会社 |
総合企画室 広報グループ
(担当:藤井・尾崎) 03-5443-9505 |