ポーランドにおける自動車用ガラス生産能力拡大および向上について

NSGグループは、2010年11月に公表いたしました戦略的経営計画実行の一環として、ポーランドでの自動車用ガラスの生産能力の拡大および向上を計画いたしましたので、お知らせいたします。

本設備投資のために、当社グループ既存拠点のあるサンドミエシュから南方30kmの経済特区に位置するフミエルフ（ワルシャワの南約200km）に新拠点を建設します。新設備では、乗用車およびトラック等商用車のフロントガラス（合わせガラス）、サイド・リアガラス（強化ガラス）を生産します。

第一段階の投資により、年産170万枚分のフロントガラス生産量の増加と付加価値工程の増強を図り、第二段階では、年産400～500万枚相当のサイド・リアガラス生産能力を追加します。

総投資額は約100億円（350百万ズウォティ相当）であり、ポーランド政府及びEUの補助金の付与を受ける予定です。生産開始時には、業務委託も含め、約400人の新規雇用が創出される見込みです。

当社グループのポーランド進出は1993年にさかのぼり、同国は極めて重要な市場かつ事業拠点であります。現時点で、同国内で約1,800名を雇用し、11箇所の拠点を有しており、ピルキントンブランドにて、自動車用ガラス（新車用・補修用）および建築用ガラスの製造・販売を行っています。

この新規投資により、合わせガラス・強化ガラスの生産量を拡大し、かつ自動車ガラスの高付加価値品需要に対応した技術レベルの向上を図ります。

生産開始は、第一段階については2011年央以降の立ち上がりとなり、第二段階は2012年央から2013年末にかけての予定です。

ご参考 :
2010年11月4日発表「戦略的経営計画」から以下抜粋

 

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