南米における自動車ガラス生産能力拡大について
昨年11月2日リリースの「ブラジルにおける自動車用ガラス生産能力拡大および向上について」に関し、以下の通りその進捗をお知らせいたします。
当社グループは、2010年11月に公表いたしました戦略的経営計画に沿って、主要な新興市場における生産能力の拡大に向けた投資を進めておりますが、南米における自動車市場は、当社グループの拡大戦略の重要な要素となっています。
2011年2月15日、ブラジル、カサパバ(サンパウロ)での新合せガラス製造ラインが開設いたしました。新ラインによりブラジルでの当社グループの生産能力はおよそ50%増加し、フロントガラスを年間約370万台分生産可能になります。2011年3月末までにフル生産となる見込みです。
ブラジルでは30年余り操業してきており、また高いシェアをもつ重要な市場です。ブラジルにおける自動車市場は堅調に成長しており、年間生産台数は、2014年までに500万台に達すると予想されています。
合せガラス製造ラインに加え、カサパバ工場では、強化ガラス生産能力の拡張作業が順調に進んでいます。追加される強化ガラス製造ラインは、2011年12月に操業開始予定です。フル生産となるのは2012年3月末を見込んでいます。合せおよび強化の両製造ラインでは、世界中の当社グループで使用されている最新技術が導入されます。
当社グループは、自動車用ガラスのアッセンブリー拠点もブラジルおよびアルゼンチンに増やし、主要地域での顧客サービス向上を図ります。当社グループは、成長している補修用ガラス市場に対応していくため、当地域に今後2年間で新たに10ヵ所のサービスセンターを作ることも計画しています。
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