大気への排出
ガラス製造はその工程で原料を高温で溶解し、大量のエネルギーを消費します。この工程で発生する大気への主な排出物は、燃料の燃焼による生成物と原料(ソーダ灰、苦灰石(ドロマイト)、石灰石)の分解により発生するCO2です。
ガラス溶解炉は様々な汚染物質を排出します。主要な排出物は;
- 硫黄酸化物(清澄剤や重油燃料に含まれる混入物に由来)
- 窒素酸化物(高温の燃焼工程における燃焼空気により生成)
- 粒子状物(溶融工程から排出)
- CO2(原材料の分解および燃料の燃焼の両方から排出)
私たちは、多様な一次的、二次的制御技術を用いてこれらの排出物削減に努めています。
一次的方法とは、汚染物質の生成をその源で削減するための方法であり、排出につながる原材料や重油の代替技術、特別な燃焼装置の使用、溶解炉のエネルギー効率化等がこれに当たります。生産コストの削減にもつながるため特に注目を集めているのが後者の二次的制御法で、溶解炉の排気ガスが煙突から排出される前に煙の中から有害物質を除去する処理装置を用います。酸性ガススクラバー、電気集塵装置、高性能排煙脱硫設備は最近利用が拡大しており、世界中の事業所で導入が進んでいます。