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市場および事業成長

ガラスは自動車に不可欠な要素であるとともに、多くの機能を提供します。最近のデザイン傾向を見ると、将来ますます広い面積にガラスが使用されることが予想されます。また、曲率の大きい、複雑な形状のガラスに対するニーズが拡大する一方で、要求される形状公差はますます厳しくなる傾向があります。製品全体の形状、光学品質、応力パターンが常時達成されるように、成形工程全般にわたってガラスの温度を厳密に制御できるようにしなければなりません。

NSGグループは、グローバルに展開する研究開発機能とグローバルな顧客別サービス体制を活用して、製品およびサービスの開発において市場志向型アプローチを取ることで、適切な地域(市場)に向けてタイムリーに顧客が求めるグレージングソリューションを確実に提供いたします。

ガラス技術はますます複雑化しており、そのため、シミュレーション実験を成形工程内に組み込む必要性が増しています。NSGグループは、最先端ガラス技術向けのコンピュータ・シミュレーションの開発および活用の点で業界をリードする企業として認知され、自動車メーカーが求めるスタイリングと形状を実現するための最良のグレージングソリューションを提供します。当社グループはグローバルレベルで活動するシミュレーション・チームの下、シミュレーション技術を強化し、製品開発に実験結果を積極的に活かしてしています。

世界で使用される自動車用ガラスの割合

ガラス全体に占める自動車用ガラス 7%
うち新車組立用 80%
うち補修用 20%

市場および競争環境

2010年の世界の板ガラス*市場の規模は約5,500万トンでした。これは、一次製品レベルで約230億ユーロに値します。そのうち、約83%は建物の窓ガラスに使用され、7%は自動車用ガラスに10%は太陽光発電やそれ以外の用途に使用されます。

ヨーロッパ、中国、北米の3地域で世界のガラス需要の75%を占めています。ヨーロッパは最も成熟したガラス市場で、付加価値製品が占める割合が最大となっています。

NSGグループ、旭硝子、サンゴバン、及びガーディアンの4社で、世界の高品質フロートガラスの約60%を生産しています。世界で生産されている低品質のフロートガラスおよび板ガラスの大半は高品質フロートガラスへの切り替えが進んでいます。

*  フロート、シート、型板ガラスなど板状のガラスをいう。瓶、容器、ガラス繊維、ガラスロッド、管状ガラスを除く。

自動車用ガラスの成長ドライバー

 

成長ドライバー

詳細

形状複雑化

競合製品との差別化を図るカーデザインに不可欠な要素

高曲率

スタイリング重視の傾向が高まり、曲率の大きい、複雑な形状のガラスに対するニーズが拡大

表面形状公差

曲率が大きく、複雑に湾曲した形状になるほどガラスの表面形状公差が重要に  例:フロントガラスワイパーのスムーズな作動

防犯

車上荒らしなど犯罪行為の増加に伴う防犯性に優れた合わせサイドガラスの需要拡大

ソーラーコントロール

ガラス面積拡大に伴い、日射熱と空調負荷を軽減する着色ガラス又はコーティングガラスの需要

グレージングシステム

納期短縮や効率的な生産の拡大に伴う、トリムなどの組付け部材をガラスと一体化させたガラスモジュールの需要

統合アンテナシステム

複合アンテナアレイや電子機器を組み込んだガラス製品のニーズ