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市場および事業成長

流通経路

世界のフロートガラスの大部分は建物に使用されます。自動車に使われるフロートガラスは全体の10%未満となります。

建築用ガラス製品は、フロートガラスをベースに2段階以上の加工工程を経て、建物の新築用や増改築・補修用窓ガラスに使用されるほか、太陽光発電などさまざまな高機能用途分野に活用されています。

世界のガラス用途の割合

建築物

83%

新築用

40%

増改築・補修用

40%

内装用 (太陽電池用ガラスを含む)    

20%

市場及び競争環境

2010年の世界の板ガラス*市場の規模は約5,500万トンでした。これは、一次製品レベルで約230億ユーロに値します。そのうち、約83%は建物の窓ガラスに使用され、7%は自動車用ガラスに10%は太陽光発電やそれ以外の用途に使用されます。

ヨーロッパ、中国、北米の3地域で世界のガラス需要の75%を占めています。ヨーロッパは最も成熟したガラス市場で、付加価値製品が占める割合が最大となっています。

NSGグループ、旭硝子、サンゴバン、及びガーディアンの4社で、世界の高品質フロートガラスの約60%を生産しています。世界で生産されている低品質のフロートガラスおよび板ガラスの大半は高品質フロートガラスへの切り替えが進んでいます。

* フロート、シート、型板ガラスなど板状のガラスをいう。瓶、容器、ガラス繊維、ガラスロッド、管状ガラスを除く。

成長ドライバー - 建築用ガラス製品 & 太陽電池用ガラス

需要

成長ドライバー

省エネルギー(遮熱・断熱)

建物の熱取得・熱損失の低減、建物の冷暖房ニーズの低減を目的とした省エネ法規制や建築規制の整備

安全・防犯

特定用途における安全なガラスの使用を義務化する法規制の増加。併せて、透明で防犯性能の優れたガラス に対する需要

防火

高光透過性と防火関連法規制に準拠した防火性能を兼ね備えた防火ガラスに対する需要

防音

自動車や航空機などによる騒音レベルの上昇に対応する法規制の整備の進展

セルフクリーニング

洗剤の使用量削減、高所作業の回避、商業用・住宅用クリーニングガラスの製品ラインナップの拡大及び機能強化

高機能用途分野

ディスプレイや加熱・冷却機に活用される、導電性、ニュートラルな色調、高光透過性などのさまざまな特性を 備えたガラスの使用の拡大

太陽光発電

政府支援策やフィードインタリフ(固定価格買取制度)が後押しする再生可能エネルギーの需要拡大