ガラス製造において水は徐冷工程で使用されますが、ほとんどの工場は水循環システムで稼動しており、補充のみ必要になります。また、工場内でガラスを洗浄する際にも水が使用されますが、ここでは純度の高い水が必要となるため浄化処理後の水を再利用しています。産業排水の処理業者と協力し排水のリサイクルを実施するとともに、最新の水処理施設を導入して水の使用量を最小限に抑えるよう努めています。これは、水の使用量が減るだけでなく、水処理に使用される化学物質の使用量を削減する効果もあります。

グループ内でも、工程または製品の違いや水質の違いにより、水の使用量は大きく異なります。通常はフロートガラスの製造1トン当たり最大2m³の水が必要となり、自動車用ガラス製品の加工1m²当たり最大90ℓの水が必要となります。2016年の水総使用量は、2,090万m³でした。グループのリスク評価によれば、グループ内の主要な水消費事業所は、水供給問題のない国々にあります。