中道 汐里

[事務系]

グループファンクション部門 法務部
中道 汐里

法学部法律学科卒 2015年入社

 

大学時代に熱中したことは?

サークル活動に熱中していました。サークルでは、1年生向けに勉強会などのイベントの企画運営をしていました。最も大きなイベントは3月に実施される法律討論会で、他大学からも学生が参加する大規模なものでした。サークルの友人たちと何度も話し合い、試行錯誤しながら、より良い運営方法を模索した経験はかけがえのないものです。

もうひとつ、模擬商事仲裁の世界大会に出場するサークルにも参加していました。架空の企業間で行われる仲裁(裁判官ではなく民間人である仲裁人によって判断される紛争解決制度)のために、主張書面を作ったり、弁論したりする大会で、世界中から学生たちが参加しています。書面作成も弁論も英語なのですが、さまざまな国の学生が堂々と英語で弁論しているのを目の当たりにして、衝撃を受けました。言いたいことが伝わらなくて悔しい思いをすることもたくさんありましたが、悔しさをバネに頑張っていました。

ちなみに、私が現在担当している法務という仕事の存在を知ったきっかけはこの大会です。紛争解決そのものよりも、紛争になる前の段階から関わることができる企業法務に興味を持ちました。

NSGへの入社を決めた理由

そもそも就職活動を始めるまで、どんな業界で働きたいかを考えたことがありませんでした。大学内で行われるものを中心に片っ端から会社説明会に参加して、たくさんの会社の説明を聞いているうちにだんだんと自分がどんな企業に貢献したいのかが見えてきて、それを就職活動の軸にしていました。

私の場合、これまでにない新しいものを作り出すことができる製造業で、その中でも、作り出したものがいろいろな場面で使われる可能性がある素材メーカ―で働きたいと思っていました。

また、世界中の人とグローバルな環境で働きたいとも思っていました。グローバル展開を強調する会社はたくさんあるので悩みましたが、そのなかでもNSGは特に積極的に海外展開に取り組んでいるという印象がありました。世界中に生産拠点を持ち、それぞれの土地でビジネスを展開していると聞いて、ここまでグローバル化の進んだ企業はなかなか無いのではないかと思い、入社を決めました。入社した今、担当しているコンプライアンスの推進という仕事では海外拠点の社員と協力することが多く、グローバルな環境で働けていると実感しています。

現在の仕事内容

私は国内外の契約作成・内容審査、事業部への法的アドバイスの実施、コンプライアンスの推進、株主総会の運営などを担当しています。

法務部の最大の役割は、NSGグループが思わぬ損害を被ることのないように、リスクを見極めてそれを回避しつつ、同時にビジネスが前に進むようサポートすることです。

例えば、企業活動において、原材料の購入から製品の販売まで、あらゆる場面で交渉や契約が必要です。他社の買収などのケースでも同じです。多くの場合、取引を始めるとき両者の関係は良好ですが、問題が発生した後は話し合いで解決することが難しくなります。

そのため、取引の全体像を理解した上で事前に契約内容をチェックし、事業部にアドバイスを行います。このようにリスクを抑えつつビジネスを前進させる、というバランスは時に難しいのですが、意識して業務にあたるように心がけています。

仕事の喜び・やりがい・印象に残っている仕事

月並みですが、感謝の言葉にやりがいを感じます。法務の仕事では社内の専門家として他部署のサポートをすることが多いので、社内の方から頼りにしてもらったり、うまくサポートできると感謝してもらえます。「頼りにしているよ」、「助かったよ」、「ありがとう」と直接言ってもらえると、言葉にできないくらい嬉しいです。

法務の仕事は、国内外の法律や制度について幅広い知識が求められますし、法改正や制度変更も結構あるので日々の勉強がとても大切です。ずっと勉強し続けなければならないのは大変ですが、その分やりがいは大きく、努力が報われるととても嬉しいです。

就職活動中のみなさんへ

ぜひ最初は絞りすぎず、情報収集のつもりでいろいろな業界・業種の企業を見てみることをおすすめします。就職後は就職活動中のように、多種多様な業界の企業から丁寧に事業内容や業務の内容を説明してもらえる機会はもうないかもしれません。

就職活動では、自信をもつことと、諦めたり投げやりになってしまわないことが重要だと思います。ですが、就職活動は多くの皆さんにとって初めてのことでしょうから、悩んだり、焦ったり、落ち込んでしまうこともたくさんあるでしょう。私はそうでした。落ち込んでしまった日はスイーツを食べに行くなどの気分転換をしてから家に帰り、落ち込んだ気分を次の日に引きずらないようにしていました。みなさんも自分なりの気分転換をしながら、自信をもって、諦めずに頑張ってください。