宮坂 裕美子

[技術系]

建築ガラス事業部門 日本板硝子ビルディングプロダクツ㈱(東京)
宮坂 裕美子

自然科学研究科建設学専攻卒 2000年入社

 

大学時代に熱中したことは?

国内外を問わず建築見学の旅です。特に海外は往復の飛行機と初日の宿のみ確保して出発し、決めていたおおまかなスケジュールを行き先の状況にあわせて変更しながら宿を取る旅をしていました。

電車や長距離バスからの街並みを楽しみ、好きな建築を気がすむまで見学して時間を過ごすという旅で、自分が必ず注目してしまうのがガラス建築や窓など開口部のガラスだったことが会社の志望動機につながりました。

研究室は建築環境工学系で「数値解析を用いた住宅の換気性状に関する研究」に取り組みました。数値解析を行なうためにプログラミングに熱中というか悪戦苦闘しましたが、この経験が最初の配属先業務(コンピュータシミュレーションを用いた営業支援/開発支援)につながりました。

NSGへの入社を決めた理由

ガラスメーカーを志望した理由は「ガラス建築が好きだから」です。加えて、透明建築と室内環境の快適さとの共存は難しいと思っていたのですが、実は建築用ガラスにはいろいろな種類があってデザインと快適性が共存できることがわかり、またその実現に自分が大学時代に学んだことを生かすことができるかもしれないと思い志望しました。

世界で初めてNSGが実用化した真空ガラスという製品に惹かれて会社説明会に参加し、建築用自動車用のガラスだけでなくガラス繊維やプリンター用レンズといった幅広い分野に使われているガラスにあらためて魅力を感じ入社を決めました。

現在の仕事内容

所属する日本板硝子ビルディングプロダクツ㈱は、日本板硝子グループの中で建築用ガラスの製造と販売をしている会社です。その中で私は設計事務所への技術営業を行なっています。

設計事務所への技術営業というのは、ガラス製品や施工の提案、耐風圧等の強度検討、省エネ・安全・遮音などの問合せ対応、特殊施工の関連会社と連携して作図協力というように、ガラスに関するさまざまな技術協力です。

実際に設計事務所の方がガラスを購入する訳ではないのですが、設計段階でNSGの製品を知ってもらい建築への採用を検討して頂くことが製品を納入するための獲注活動の足がかりとなります。

仕事の喜び・やりがい・印象に残っている仕事

技術営業をした物件がゼネコンを担当する営業マンの獲注活動につながり、NSGの製品が納入された時がやはり一番うれしいです。技術営業をする設計事務所は主に東京拠点ですが、設計事務所が担当する物件は日本各地に建設されるので、各支店の営業から獲注連絡があると、うれしくなりますしやりがいを感じます。

また、協力させていただいた設計事務所の方から「次の物件を設計することになったからまた相談にのって」と声をかけていただける時も、前回の対応が設計に役立ったのだなと思いうれしいです。

私事になりますが、出産後復職した時に「戻ってきたんだ。またよろしくね。」と社外の方にも言っていただけたことは、とても励みになりました。

就職活動中のみなさんへ

就職活動の中で私が一番思い出すのは面接です。自分がこれまでしてきたこと、これからしたいこと、自分の考えや思いを話し聞いてもらうためにさまざまな会社に時間を取ってもらうということは、就職活動中しかないと思います。面接の質疑の中で、当然ですが自分の考えの甘さを指摘されることもあれば、自分では気がついていなかった面を見つけてくださることもあり、いろいろなことを考えさせられました。

就職活動の面接は、普段話すことのない人と話し意見を頂くとても良い機会です。面接段階まで進んだ時には、一方的に自分を売り込むのではなく、面接官の話をしっかり聴いて、自分の可能性の幅を広げるようにして欲しいです。

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っているか?

設計事務所への技術営業なので、学生時代に学んだ建築の勉強は、今の仕事にもちろん役立っています。また、最初の配属先上司の勧めで建築士の資格に挑戦し、入社後に設計を含め建築全般に関して再勉強できたこと、その結果、上司・先輩方・家族のサポートもあり資格を取得できたことは今の仕事にとても役立っています。

さらに、大学院の時に特に力を入れて学んだ建築環境工学の熱と光はガラスの性能を説明する上で欠かせない要素で、学んできた数式が製品の性能をPRするために使うことができたりと面白いです。そのため、学生時代の勉強不足が悔やまれ、今もっと勉強したいとの思いが強くなっています。