カバーガラス用新組成ガラスの新ブランド「glanova」について
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO吉川恵治)は、2014年5月23日にスマートフォン、タブレット、PC 等のカバーガラス向け化学強化用新組成ガラスの開発と発売を発表しました。この度、当該製品群のブランドが決まりましたのでお知らせいたします。
当社は薄板用フロート製法の強みを活かし、低コストでありながら、従来のソーダライムガラスより強化性能が高くかつクリアな化学強化用新組成ガラスを開発しました。
昨年2月、定期修繕を終えて再スタートした舞鶴事業所(京都府)の薄板用専用フロートラインでの本製品のこれまでのテスト生産も順調で、当新組成ガラスは今春頃に量産出荷開始を予定しております。
カバーガラスの需要はタッチパネル市場の拡大とともにグローバルに今後も増加が予想されています*1。その用途はスマートフォンだけでなく、タブレット、PC、TV、車載、産業機器にもタッチパネル搭載が拡がってきました。
上記の背景の中、カバーガラスの顧客ニーズは非常に多様化してきており、中高級品市場では、高価格の化学強化用ガラスが主に使用されていますが、より低コストのニーズが増えてきています。
- 対象商品:
スマートフォン、タブレット、PC、TV、車載等のカバーガラス向け化学強化用新組成ガラス
- ブランド名:
glanova(グラノヴァ)
- 命名の由来:
「glass(ガラス)」と「nova(新星)」を組み合わせた造語
- ロゴマーク:
- 製品ご紹介URL:
http://www.nsg.co.jp/ja-jp/our-businesses/specialtyglass/informationtechnology/displayglass/glanova
*1 カバーガラス市場は、年率約18%の伸び(面積)を予想しています(当社推定:FY2014~FY2019)。
当社グループは、2014年5月15日に発表いたしました、長期戦略ビジョンおよび中期経営計画の下で、高付加価値製品の開発・販売に注力し、VAガラスカンパニーとなることを目指します。
以上
【お問い合わせ先】
報道関係:広報・IR部 TEL:03-5443-9477
お客さま:高機能ガラス事業部ディスプレイ営業部 TEL:042-775-1592