指標と目標

指標と目標

TCFDの要求項目

  • 戦略とリスク管理プロセスに沿って、気候関連のリスクと機会を評価するために使用する指標の開示

NSGグループの取り組み

  • NSGグループは、グループ内(スコープ1、2)、サプライチェーン(スコープ3)および顧客(スコープ3)全体に影響を与えるすべての温室効果ガス(GHG)排出量をモニターしています。モニターされる主な指標は、3つのスコープにおけるCO2排出量の絶対量(トン)です。サプライヤーの取り組みは、EcoVadisプラットフォームなどのソフトウェアツールを使用してモニターされます。GHG排出量の将来の予測は、GHG排出削減に対する様々な行動の影響を推定するために使用され、投資が各行動の戦略的リスクと機会およびグループ目標への全体的な影響に応じて最適化されるように、これらの行動の階層的アプローチで使用されます。
  • これらの行動は、NSGの脱炭素化ロードマップに全社レベルおよびローカルレベル(例えば製造現場)で組み込まれています。

上記情報の開示

https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability/sustainability-of-nsg-group/target-and-results

TCFDの要求項目

  • スコープ1、2、3(適切な範囲で)での温室効果ガス排出量および関連リスクの開示

NSGグループの取り組み

  • NSGグループのSBTの基準年度のCO2排出量は以下の通りです。
    スコープ1 = 3,103千トン、スコープ2(マーケット基準)= 891千トン*、スコープ3 = 2,591千トン
  • 最新年(2021年)の3つのスコープのCO2排出量は以下の通りでした。
    スコープ1 = 3,028千トン、スコープ2(マーケット基準)= 622千トン**、スコープ3 = 3,556千トン
  • 各事業における脱炭素化プログラムは、温室効果ガス排出削減に継続的に寄与しています。これらの行動は、気候変動リスクを軽減させるNSGグループの戦略の中で重要な役割を果たします。
  • これらの行動は、NSGグループの脱炭素化ロードマップとして、気候変動ガバナンス構造の中で正式に管理されています。脱炭素化ロードマップは、NSGグループ中期SBTの実現を支援するために策定された、事業所レベルの詳細な行動計画から構成されています。大まかなロードマップを下図にまとめます。

* 2018年のスコープ2(ロケーション基準)は1,050千トン
** 最新年(2021年)のスコープ2(ロケーション基準)は749千トン

上記情報の開示媒体

CDPレポート2022 C4、C6、C7

TCFDの要求項目

  • 気候関連のリスク、機会を管理するために組織が使用する目標およびその達成度の開示

NSGグループの取り組み

  • NSGグループは、2019年にSBT認証を取得しました。この目標は、スコープ1とスコープ2のCO2排出量を21%削減することでした。
  • SBTiは、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)のパートナーシップであり、気候変動の影響を防ぐためにGHG排出量を削減するための科学的根拠に基づいた目標設定を支援しています。
  • 2021年、NSGグループはこの目標を見直しました。削減量に関しては、より野心的な目標に引き上げると共に、Scope3の目標を設定しました。また2050年のカーボンニュートラルの達成をコミットしました。この改訂された目標は、2022年5月にSBTiに認定されました。目標は、スコープ1とスコープ2、及びスコープ3のCO2排出量を2030年までに30%削減することです(2018年対比)。
  • 2021年のパフォーマンスは、下記のネガティブな要因の影響を受けました。
    • Covid19パンデミック後の経済回復により、製品の生産量が増加。
    • NSGグループは、米国(ラッキー)とアルゼンチン(カーデールズ)に新生産拠点を設立するなど、新たな事業資産への投資を継続。
    • 低炭素移行をサポートするための高性能ガラス製品に対する顧客の要求。(例、高熱性能ガラス製品は、その製造工程においてより高い炭素排出量となる)
    • スコープ3の分析と理解の向上により、排出量の報告レベルが上昇。
  • これらの「ネガティブな」要因は、NSGグループ全体で継続的に実施されている事業排出量削減活動によって相殺されています。これらの活動は以下を含みます。
    • 業務効率改善策の継続的実施
    • 認証された再生可能エネルギー源からの電力の割合の増加
    • 脱炭素化技術に関するR&D試験の実施、例えば代替燃料技術の使用
  • NSG脱炭素化ロードマップの実施により、上記のネガティブな要因を克服し、絶対的なCO2排出量の削減、ひいては環境貢献製品の継続的な開発とNSG事業の拡大に関連する機会を最大化します。
    より詳細については、カーボンニュートラルのロードマップを参照ください。

上記情報の開示媒体

CDPレポート 2022 C4.1a - 4.2b

https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability/sustainability-of-nsg-group/climate-change/reducing-CO2-emissions

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