コミュニティ

NSGグループは、事業を行うすべての地域の良き一員となることを目指します。NSGグループは全世界で約26,000人の従業員(2022年3月末現在)を雇用し、日本、欧州、北米、南米、中国、南アジア、東南アジアに主要製造拠点を有しています。

NSGグループが事業を展開する地域社会は、事業活動の基盤であるとともに従業員の生活基盤でもあります。地域社会との共存共栄なくして、事業活動の継続はありません。必要な投資を行う場合、通常はその地域社会に雇用や経済効果などのプラスの影響をもたらします。そこで、事業が地域社会や環境さらには地域経済に及ぼす影響を理解し適切に対処するために、投資案件ごとに影響評価を実施しています。

NSGグループは、事業を展開する地域社会の責任ある重要な一員として、地域社会の発展に積極的な貢献を果たすことが非常に重要であると考えています。グループの主力事業や経営資源の活用を通じて地域社会の問題解決に貢献していきます。

ゴール

NSGグループは、健全に成長を続ける地域社会で事業を展開し、こうした社会から良き一員として認められることを願っています。効果的な事業を行い、タイムリーに事業を拡大し、また変化させるためには、まず、地域社会を積極的にサポートし地域の人々の信頼を得ることが不可欠です。

NSGグループは、地域で事業活動を継続するための事業投資に加えて、地域社会への投資も行っています。慈善活動などへの寄付金や物資の提供を通じて、地域社会の健全性の向上や、社会問題の解決に取り組んでいます。また、事業参入や操業、撤退などを含め私たちの事業活動が地域社会に与える影響を評価・管理するプログラムを運用しています。

NSGグループの従業員は、地域社会との良好な関係づくりにおいて積極的な貢献を果たすことが奨励されています。例えば、募金活動や地域のプロジェクトにおけるボランティア活動などに参加しています。

北米「アースデイ」での取り組み

1969年に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)で提唱され、毎年4月22日に地球環境について考える日である「アースデイ」では、世界中のNSGグループの事業所で環境に関連するさまざまなイベントが開催されました。

北米のメヒカリ事業所では、NSGグループの従業員と地域とが一体となり、家庭から出た本や雑誌、電気製品などをリサイクルする取り組みを行いました。NSGのシニアマネジメント層がリーダシップを発揮して、従業員の家族や地域住民が参加し、ゲームなどを通じて、楽しみながら環境保護の重要性を学ぶ一日を過ごしました。

また、ノースウッド事業所とトレド事業所では、同じくアースデイに、非営利団体であるSOLES 4 SOULSと共同し、傷みの少ない中古品の靴を集める活動を行いました。集められた135足の靴は、同団体を通じて貧しい国の人々に寄付されました。

南米での廃油リサイクルの取り組み

ブラジルでは、毎年10億リットルの植物油が誤って廃棄されており、環境に深刻な影響を与えるなど、さまざまな問題が発生しています。NSGでは、この影響を低減するため、事業所で使用した油をリサイクルするプロジェクトを立ち上げました。

NSGの環境負荷低減への取り組み

  • このプロジェクトの第一段階として、当社工場(AGRブラジル)で発生した植物油をバイオディーゼルに変換する会社に送ることが既に決定しています。
  • 次のステップ(9月22日)では、このプロジェクトを従業員の自宅まで拡大する予定です。
  • 従業員から持ち込まれたオイルをペットボトルで回収するために、サプライヤーから設計された容器が提供されます。
  • この容器はBDCの敷地内に設置され、必要な時に回収される予定です。
  • 家族や地域の人たちが参加することで、このプロジェクトはさらに充実したものになります。

欧州でのインクルージョン・デイにおける取り組み

2022年6月、スペインのサグント市にあるNSGグループ自動車工場は、第1回インクルージョンデーのイベントを開催しました。このイベントは、工場のチームと地元のスポーツクラブ「ISD Huracan Puerto de Sagunto」が主催したものです。(ISD Huracan Puerto de Saguntoは、障がいを持つアスリートの統合を促進し、トレーニングし、組織するスポーツクラブです。)

当日は、地元の大人や子どもたち200人以上が参加し、地元自治体や約10のスポーツクラブの代表者、スペインのトップパラアスリートであるクリスチャン・ペレス氏、地元の要人らが出席しました。

当日は、多くの参加者が集まり、イベントは大成功を収めました。このイベントで集まった約1000ユーロは、NSGの寄付金2000ユーロと合わせて、パラアスリート用のハンドバイクと陸上用車いすを提供し、地元のパラアスリートを支援するために活用されます。

アジアでの新型コロナ対策への取り組み

舞鶴事業所では、2021年6月に政府が推進する職域接種事業への参画を決定し、初回ワクチン接種から3回目のワクチン接種まで参画しました。職域接種事業では事業所に勤務するNSG従業員のみならず、協力会社に勤務する社員とそのご家族にも接種を実施しました。また舞鶴市とも情報を共有しながら海上保安庁の職員や海上保安学校の生徒へもワクチン接種の機会を拡大し、NSG以外で計1200回以上のワクチン接種を実現し、舞鶴市域の感染防止に貢献することができました。

また、マレーシアのチームは、NSGグループのコアバリューで約束している社会貢献活動を続けています。この活動を通じて、個人用保護具2,000セットを地元ジョホールバルのCOVID-19アセスメントセンターに寄贈しました。この保護具には、ゴム製ラテックス手袋、フェイスシールド、防護服、プラスチックエプロン、サージカルマスク、およびオキシメータデバイス用のバッテリーが含まれています。

これらの保護具は、新型コロナウイルス感染症患者の120日間のケアを可能します。また、保護具はジョホールバル周辺の病院や政府の診療所に配布されます。

ジョホールバル工場のゼネラルマネージャー マッド アリフ マロップ及び人事担当者によるザキ医師への保護具引き渡し

当社は、お客様のプライバシーを尊重しています。

当サイトでは、サイト利用状況の分析、アクセス履歴に基づく広告表示、ソーシャルメディアとの連携(いずれもオプション)、およびコンテンツの利便性向上(必須)の目的でCookie(クッキー)を使用しています。

「全て同意」をクリックすると、Cookieの使用および関連する個人データ利用に同意することになります。また、「必須のみ同意」をクリックした場合、必須Cookie以外のCookie利用を拒否することができます。Cookieの設定は、当社のCookieポリシーにアクセスし、いつでも変更することができます。

詳細については、