コミュニティ

NSGグループは、事業を行うすべての地域の良き一員となることを目指します。NSGグループは全世界で約25,000人の従業員(2023年3月末現在)を雇用し、日本、欧州、北米、南米、中国、南アジア、東南アジアに主要製造拠点を有しています。

NSGグループが事業を展開する地域社会は、事業活動の基盤であるとともに従業員の生活基盤でもあります。地域社会との共存共栄なくして、事業活動の継続はありません。必要な投資を行う場合、通常はその地域社会に雇用や経済効果などのプラスの影響をもたらします。そこで、事業が地域社会や環境さらには地域経済に及ぼす影響を理解し適切に対処するために、投資案件ごとに影響評価を実施しています。

NSGグループは、事業を展開する地域社会の責任ある重要な一員として、地域社会の発展に積極的な貢献を果たすことが非常に重要であると考えています。グループの主力事業や経営資源の活用を通じて地域社会の問題解決に貢献していきます。

ゴール

NSGグループは、健全に成長を続ける地域社会で事業を展開し、こうした社会から良き一員として認められることを願っています。効果的な事業を行い、タイムリーに事業を拡大し、また変化させるためには、まず、地域社会を積極的にサポートし地域の人々の信頼を得ることが不可欠です。

NSGグループは、地域で事業活動を継続するための事業投資に加えて、地域社会への投資も行っています。慈善活動などへの寄付金や物資の提供を通じて、地域社会の健全性の向上や、社会問題の解決に取り組んでいます。また、事業参入や操業、撤退などを含め私たちの事業活動が地域社会に与える影響を評価・管理するプログラムを運用しています。

NSGグループの従業員は、地域社会との良好な関係づくりにおいて積極的な貢献を果たすことが奨励されています。例えば、募金活動や地域のプロジェクトにおけるボランティア活動などに参加しています。

北米ラッキーとロスフォードでの国際ガラス年を祝う活動

北米で最も新しい工場であるオハイオ州のラッキー工場と、最も古い工場である同州のロスフォード工場は、昨年の国際ガラス年(IYoG)を祝うためにその門戸を開きました。

ロスフォード工場のガラス製造の歴史は古く、1898年に施設を開所しました。工場はその歴史に誇りを持っています。一方、ラッキー工場は2020年に開所したばかりの新しい工場です。両工場は2022年の国際ガラス年を記念して、従業員と地域住民を対象に様々なイベントを行いました。

開所したばかりのラッキー工場では、6月にオープンハウスを開催し、580人の従業員や家族、地域のビジネスパートナーや政府関係者を招いて、新工場の見学を含む様々なアクティビティを実施しました。

ロスフォード工場では、従業員と地域住民を対象に3つのイベントを開催しました。400人が参加した最初のイベントに続き、6月には工場主催のステンドグラス・アート・アソシエーションが開催され、約100人のアーティストが参加しました。最後のイベントは8月に開催され、ロスフォード・ストロール・ザ・ストリートや8月2日の国際ガラス年記念日と連動した一般公開イベントとなりました。ゲストは、ガラス製造について学ぶために施設内をガイド付きで見学しました。同工場のプラントマネージャーであるデイビッド・インブログノさんは「エドワード・フォードが創設したこの街でイベントを開催できたことを誇りに思います」と語りました。

ロスフォード工場での施設内見学の様子

南米での廃油リサイクルの取り組み

ブラジルでは、毎年10億リットルの植物油が誤って廃棄されており、環境に深刻な影響を与えるなど、さまざまな問題が発生しています。NSGでは、この影響を低減するため、事業所で使用した油をリサイクルするプロジェクトを立ち上げました。

NSGの環境負荷低減への取り組み

  • このプロジェクトの第一段階として、当社工場(AGRブラジル)で発生した植物油をバイオディーゼルに変換する会社に送ることが既に決定しています。
  • このプロジェクトを従業員の自宅まで拡大する第二のフェーズの準備が整っています。
  • 従業員から持ち込まれたオイルをペットボトルで回収するために、サプライヤーから容器が提供されます。
  • この容器は敷地内に設置され、必要な時に回収される予定です。
  • 家族や地域の人たちが参加することで、このプロジェクトはさらに充実したものになります。
  • NSGグループ事業所における従業員の家族や地域社会との関わり

欧州サンサルボにおける地域貢献活動

イタリアのサンサルボ工場は、数年前からアブルッツォ地域の主要な雇用主となっており、地域社会を支援する様々な取り組みを行っています。

例えば、同工場の食堂では毎日約600食の食事を従業員に提供していますが、2019年からは慈善団体CARITASと協力して、工場で廃棄処分となる食料を、地域の食事に困っている人々に提供する活動を進めてきました。これまでに6000食以上を提供しています。この活動は、地域支援のみならず、フードロスの削減にもつながっています。

また、サンサルボ市長や他の地元企業なども巻き込み、地域の医療施設を支援する活動も継続しています。これまでに500人以上の外部関係者から210,580€の寄付金を集めました。この寄付金は地域の病院における高性能機器の購入に使われています。

さらに、2016年のイタリア中部大地震で被害を受けたアブルッツォ州北部のチヴィテッラ・デル・トロント村の子供たちのために、サンサルボ工場の労働組合と従業員がチームを結成し、学校を再建する取り組みを始めました。この活動は現在も続いており、新しい図書館や障がい者センター、学校設備など、総合的な学習環境を子供たちに提供しています。

この他にも、250以上もの学生奨学金や、地域の5つの学校とのスクールワークプログラム、子供達のNSGセーフティ・デイへの参加を招待する取り組みなどを通じて、あらゆる年齢の子供達を支援しています。

アジアにおけるNSGグループ安全の日の取り組み

インドのバイザック事業所では、NSGグループ安全の日である2022年10月13日に地域の子供たちや学生ら総勢900名を招いて安全教育を行いました。年齢に応じて絵画コンテストや、ビデオを使ったトレーニング、高度な専門知識の座学などいくつかのプログラムを用意し、子供から大学生まで安全について考え、学ぶ機会を提供し地域の安全に貢献しました。バイザック事業所内での安全活動は様々な政府機関の監査でも不適合ゼロを維持しており近隣工場におけるベンチマークとなっています。ほかにも2019年以来継続している事業所内での献血などの活動を行い、多くの従業員の協力の元、地域住民とのコミュニケーションを深める有意義な一日となりました。

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