個人投資家の皆様へ

こちらは、個人株主・投資家の皆様に、当社をより深く知っていただくためのページです。

日本板硝子って、どんな会社?

日本板硝子(NSGグループ)について

グローバルに展開する建築用ガラス事業・自動車用ガラス事業と、ユニークな製品群からなる高機能ガラス事業を持つ、世界最大級のガラスメーカーです。グループ従業員は約27,000名。世界各地に製造拠点を持ち、100ヵ国以上で製品を販売しています。

ガラスの機能が従来の窓ガラスにとどまらず、「断熱」「調光」「発電」「通信」といった役割を担うダイナミックなガラスへと進化していく中、当社が持つ技術力をベースに、従来のガラスを超えるプラスアルファの新しい価値を加え続けていきたいと考えています。

2018年11月に創立100周年を迎えた当社は、次の新たな100年に向けて歩み続けています。

前期実績・今期予想 / 業績推移

前期(2019年3月期<FY19>)は事業環境が総じて安定的または堅調に推移した中、営業利益は6期連続の増益、最終利益も大幅増益となりました。

今期(2020年3月期<FY20>)は引き続き太陽電池パネル用ガラスなどのVA化の進展による改善が寄与する見込みですが、欧州の自動車市場をはじめ市場環境が厳しくなる中、原燃材料コスト上昇の影響もあり、営業利益・最終利益ともに減益を見込んでいますが、「Shift to “VA + Growth”」の重点施策実行により、今後の再上昇に向けて事業構造の変革を進めていきます。 *VA: Value Added(高付加価値)

配当について

当社では、持続可能な事業の業績をベースにして、安定的に配当を実施することを利益配分の基本方針としています。この基本方針を維持しつつ、将来、A種種類株式全てを償還した後は、連結配当性向30%を目安として、継続的な配当の実施に努めます。

2018年3月期に6期ぶりの復配を達成して以降、2019年3月期は、1株につき20円の期末普通配当に加え、100周年記念配当(中間期/10円)を実施しました。2020年3月期についても前期と同額の期末普通配当(20円)を予想しています。

中長期の戦略について

「VAガラスカンパニー」への変容・変革を目指す長期戦略ビジョンの下、2020年3月期までの期間を中期経営計画(MTP)フェーズ2と位置づけ、「財務サステナビリティの確立」と「VAガラスカンパニーへの変革」を目標として様々な施策に取り組んでいます。*VAガラス: Value Added(高付加価値のガラス)

今期は、Shit to "VA + Growth" を方針として、今後のさらなる成長を見据え、北米・ベトナムでのソーラー(薄膜太陽電池パネル)用ガラスの増産や、高成長を続ける南米での新ライン増設などの戦略投資を進めています。

また、新規事業の開発加速のため 2018年7月にBIC(ビジネス・イノベーション・センター)を設立し、2019年4月に本格発売を行ったモバイル・リアルタイム遺伝子測定装置(PicoGene® PCR1100)を皮切りに、今後も様々な新商品への展開を進めていきます。

技術の強みについて

1953年に当社グループのピルキントン社により発明された「フロートガラス製法」は、高品質で安定的に板ガラスが生産できる画期的な製法として全世界に広く普及し、ガラス製法の標準になっています。また、オンラインコーティングはフロートガラスを成型するラインの中で透明金属膜をCVDコーティングする独自開発技術で、低コスト、大寸法、強い膜耐久性といった強みを持ち、導電膜(太陽電池パネル、エレクトロクロミック、タッチパネル)、断熱・遮熱(Low-e)、低反射(ショーウインドウ)、高反射(ミラー)など多種多様の用途展開が期待されています。

自動車用ガラスの分野では、当社独自の高精度フロントガラス製造用プレス設備(APBL)を世界に先駆けドイツで1995年から生産開始し、自動運転やヘッド・アップ・ディスプレイなどの自動車技術の進展に欠かせない高精度フロントガラスの分野では世界的に先行しています。

高機能ガラスの分野でも、1968年に放物線状の屈折率分布を持つ世界初の「セルフォック・レンズ」の開発に成功して以来、オプトエレクトロニクス分野のパイオニアとして様々な製品を開発するほか、電子部材用の超薄板ガラス(UFF)や多くのオンリーワン、ナンバーワン製品群を持つ特殊ガラス繊維などの分野でも独自の強みを発揮しています。

経営指針(Our Vision) / ESGへの取り組み

2018年11月の創立100周年を機に、新たな経営指針「Our Vision」を策定しました。快適な生活空間の創造でより良い世界を築くことを使命として、すべての分野で最も信頼されるパートナーとなることを目指します。

昨今の社会的課題に対しては、「国連グローバルコンパクト」参加企業の一員として持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献したいと考えています。中でも気候変動への対処は当社グループにとって最も重要な課題の一つであり、VA製品の供給を通じて省エネ・創エネに貢献するとともに、ガラスの製造工程で発生するCO2削減にも積極的に取り組んでいます。

このほか、環境への配慮、コーポレートガバナンス、従業員の安全や育成、製品の品質確保、法令順守などについても高いレベルで取り組みながら、持続可能な企業体質作りと、持続可能な社会の実現に努めたいと考えています。