中期経営計画「2030 Vision: Shift the Phase」
2024年5月、当社グループの中期ビジョンを見直し、「企業としてのフェーズを変え、持続可能者社会の発展に不可欠な存在を目指す」と設定し、達成すべき4つのコミットメントを掲げました。
当社が強みを持つ「ガラス技術とその周辺技術」に焦点を当て、社会の持続可能な発展に貢献する高付加価値領域での収益拡大を目指します。
1. 財務目標(ただし、資本・投資効率としてのROEは参考指標としてモニタリング)
2. グループの戦略方針
前中期経営計画の振り返りを踏まえ、Business Development(新製品および事業開発の強化を図り)、Decarbonization(社会の脱炭素化への貢献を目指す)、Digital Transformation(デジタルをフル活用した付加価値の高いオペレーションを構築して)、Diverse Talent(フェーズシフトをもたらす真に多様で包括的なチームを実現する)の4つの「D」を戦略の中心に据え、収益性の強化、現金創出力の強化により有利子負債の抜本的な削減を推進し自己資本の増強を目指していきます。
Business Development
社会の変化に適応し、顧客と共に新たなソリューション・技術を開発することで高い付加価値を創造する
Decarbonization
持続可能な社会発展への貢献の重要アジェンダとして、サプライチェーン全体を通じた脱炭素化に取り組み
Digital Transformation
本中計期間での取り組みを第二のポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)と捉え、デジタルをフル活用してオペレーションを刷新。付加価値創出能力を底上げする
Diverse Talent
強い人材と組織を築くことは戦略の要。明確な人事戦略をもとに投資を行い、情熱と関心を持って働く人に専門的な能力開発の機会を提供する職場としての魅力をグローバルで示す