認証
ISO14001 環境マネジメントシステム
多くの製造施設において環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得ました。現在世界中で75拠点が認証を取得しており、これは従業員数ベースで事業全体の87%に相当します。自動車用ガラス事業部門は2003年において自動車業界内でいち早く環境マネジメントの企業認証を取得しました。それ以来、第三者試験認証機関TÜV SÜDマネジメントサービス社により与えられた単独のDIN EN ISO 14001認証により、関連する本社部門と世界各地のすべての自動車用ガラス事業部門の事業所がカバーされています。
ISO50001 エネルギーマネジメントシステム
ドイツ、イタリア、フィンランドのすべての工場及び自動車用ガラス事業部門のエンジニアリング部がエネルギー管理システムの国際規格であるISO 50001認証を取得しました。サブメーター(ハードウェアおよびソフトウェア)導入の投資により、エネルギー消費について高いレベルの透明性が確保され、改善活動や目標設定および頻繁な見直しを伴う洗練されたエネルギー計画の立案が可能になりました。
環境製品宣言(EPD)
環境製品宣言により、当社は原材料サプライヤーと製造工程のホットスポットを特定することができます。さらに、建築家が建物の詳細なサステナビリティ評価を行うために必要な環境情報を入手することもできます。ヨーロッパ・建築ガラス事業部は、ISO14025およびEN15804に基づき、さまざま建築用ガラス製品について最近13件のEPDを公表しました。
ドイツのInstitute of Building and Environment (IBU) は、防火ガラスのPilkington Pyrostop®およびPyrodur®にEPD認証を与えました。また、NSGグループは、日本で初めてフロート板ガラス、複層ガラス、合わせガラス及び強化ガラスの建築用ガラスについてEPD認証を取得しました。また、NSGグループは米国で、National Glass Association (NGA) とともに環境製品宣言プロジェクトを完了しました。NGAは自動車用ガラスおよび建築用ガラスの業界団体です。NGAと会員企業は、自社のガラス製品の環境性能に対する理解を深めるため、板ガラスに関する業界全体の平均データに基づく共通の環境製品宣言を作成しました。