営業費用(個別開示項目)の計上(国際会計基準)
(1) 概要と理由
当社は、2015年3月期において、China Glass Holdings Ltd.(CGH社)に対する当社グループの出資持分に関して投資の評価損を計上いたします。
CGH社は、2004年に設立され、2005年に香港証券取引所に上場した当社グループの関連会社です。当社グループはCGH社の発行済み株式の21.55%を保有しております。
当社はCGH社の2015年3月末時点での最新の業績見通しを使用して回収可能価額(CGH社からの将来における配当収入見込額の割引現在価値として算定)の再検討を行った結果、回収可能価額の低下により投資の評価損の計上が必要と判断しました。以上により、当社の2015年3月期連結決算において、投資の評価損を営業費用個別開示項目として21億円計上いたします。
なお、投資の評価損計上後のCGH社に対する出資持分の帳簿価額は、76億円となります。
(2) 業績予想への影響
今回のCGH社に対する投資の評価損の個別開示項目への計上により、2015年3月期連結決算において営業利益に計上される個別開示項目の総額は、55億円の収益となります。
なお、本件による通期営業利益予想への影響は軽微です。
以上