T.Y

[技術系]

クリエイティブ・テクノロジー事業部門 NGFヨーロッパ社
T.Y

総合理工学研究科材料物理科学専攻卒 2015年入社

 

大学時代に熱中したことは?

大学時代はイベントスタッフのアルバイトをよくしていました。イベント中の警備が主でしたが、ステージの設営や撤去なども幅広くしていました。アルバイトを始めた頃は客席前方の柵持ちだけをしていたのですが、徐々にさまざまな仕事をさせて貰えるようになることを、嬉しく思っておりました。スタッフは毎回同じメンバーが集まるわけでは無く、日毎に全く異なるメンバーが集まります。当日初めて会う人も多くさまざまな人がいる中で協力しながら働くことに、難しさと面白さを感じたりもしていました。

3年生以降では英語を含めた大学院入学試験のための勉強や、4年生・修士では研究室生活に時間をかけました。研究室生活と言っても研究だけではなく、研究室対抗のソフトボール大会のために練習をしたり、海外旅行に行ったりしたことは良い思い出です。

NSGへの入社を決めた理由

ガラスという素材と選考過程で会った方々に惹かれた部分が強かったと思います。

私はものづくりに興味があったので、就職活動の際にはメーカーの企業説明会中心に参加していました。大学院で所属していたのが材料系の研究室だったので、メーカーの中でも素材メーカーに特に興味を持っていました。

そのような中でNSGの説明会に参加した際に、様々な特性、形状を持ったガラスが幅広い用途で使われていることを知り、興味を持ちました。また古くから人間の身近にあった素材であり、現在でも生活に欠かせない歴史のある素材であることも面白いと感じました。

説明会を含めた選考の課程では、人事の方はもちろん先輩社員とも話せる機会がありました。その中で自分と近い価値観を持っている人が多いかもしれないと感じ、一緒に働きたいと思いました。もちろん社員全員が似た人格というわけではありませんが、NSGには「コアバリュー」に示されているような共通の価値観があります。

現在の仕事内容

現在はイギリスにあるNGFヨーロッパ社に駐在しており、主にガラス繊維関連の工程改善や改革に携わっています。

製品の競争力を保ち続けるためには、製造工程のコストダウンや歩留まりの改善、品質の安定化といった努力が欠かせません。またサステナブルな工程にしていくことも重要です。私の役割は、このような観点で工程をより良くしていくためにはどうすべきかを日々考え、生まれたアイデアを実践していくことです。アイデアを考えたり実践していく際には関係者との対話や議論も重要です。ガラス繊維系の工場は日本とイギリスの他に中国、カナダ、ポーランドにもあり、必要に応じて各拠点の関係者とも連絡を取り合ったりしています。

仕事の喜び・やりがい・印象に残っている仕事

やはり取り組んできた仕事の成果が出たときに喜びを感じます。

現在の製造系の仕事では検討してきたアイデアが形になった時は嬉しいですし、以前していた開発系の仕事ではお客さんの課題を解決して製品を上市出来た時にやりがいを感じていました。また成果が出るまでの過程で、どのようにしたら課題を解決出来るか検討することも仕事の楽しさの1つだと思います。

印象に残っている仕事は、中国工場に短期出張して製品の生産条件設定を行ったことです。出張期間が限られている中で仕事を完了する必要があったので緊張感もあったのですが、現地の方々にも協力して貰い、予定通りに生産条件設定を終えることが出来ました。日本に戻る飛行機では安堵したのと同時に、達成感があったことを覚えています。

就職活動中のみなさんへ

まずは就職活動お疲れさまです。忙しい大学生活を送りながら就職活動をするのは、精神的にも疲れると思います。しかし就職活動は自分が大事にしている価値観に改めて気が付けるチャンスでもあると思います。

幅広く情報収集したり、企業説明会に積極的に参加したりすることで、それまで気にかけていなかった業界や会社に興味を持つこともあることもあるはずです。実際に働いている社員と話す機会があれば、オープンなコミュニケーションをすると良いかもしれません。その中できっと自分自身のことも分かってくると思います。

みなさんの就職活動が実りあるものになるようお祈りしております。

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っているか?

私は大学時代に物理学や材料工学を勉強していました。仕事の中でも時々、学生時代に学んだ物理法則や関係式に出くわすことがあります。また学生時代にTOEICを受験するために英語を勉強をしたことは、海外で仕事をする上で少しは役に立っていると思います。スピーキングは現在もまだ勉強中です。

勉強とは少し離れてしまいますが、研究室で1つの研究テーマをやり遂げた経験が最も役に立っているかもしれません。研究の中で予想した結果にならなかったり、進め方に迷ったりすることがありましたが、ひるまず前向きに取り組むということを心掛けていました。その時に学んだ姿勢は現在の仕事にも役に立っていると思います。

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