T.N

[技術系]

グループファンクション部門 AGエンジニアリング部
T.N

工学研究科電子数物系専攻卒 2020年入社

 

大学時代に熱中したことは?

大学時代には休みの日には積極的に遠くに出掛けていました。授業、研究、サークルとアルバイトが続く毎日でしたが、休みがあれば単車にまたがり海や山へ、時には目的地も決めずにただただ走ることもありました。課題や研究に追われて、忙しい日が続いてしまうと、どうしても疲れてしまいモチベーションも下がってしまいますから、休みの日には一旦研究のことは忘れ、頭の中をリフレッシュすることで、また次の日から切り替えて研究に臨むことができました。

同じように社会人になってからも休日には出掛けてリフレッシュし、月曜日から仕事に臨んでいます。

NSGへの入社を決めた理由

私は電気系で、それなのになぜNSGに?と就職活動中にも入社後にもよく問われました。もともと私は素材メーカーに絞って就活を進めていました。それは素材系の会社には電気人材が少ない傾向にあるためです。言い換えれば会社にとっては必要な人材であり戦力として、より期待されるということです。そういった環境で得られる経験というものはより大きいものになるはずだという芯のもと就活をし、NSGに入社しました。

2つ目の理由としては、グローバルに進出しているところです。英語のスキルを身につけたいとは思っていたので、どこかのタイミングで海外に関わる仕事が出来るだろうと思っていました。まさか入社2年目から海外プロジェクトに関わり、海外長期出張することになるとは、さすがに予想できませんでしたが。おかげで英語でのコミュニケーションにも慣れてきました。

より活躍できる場で働きたい、仕事を通して英語力を身に付けたい、私はこの2点が入社の決め手ですが、また別の人であれば違う入社の理由があると思います。ぜひ多くの社員の話を聞いてみてください。

現在の仕事内容

現在は日本・海外のフロートライン工場の定修に携わっています。定修とは製造ラインの日々のメンテナンスとは別に、数か月かけて実施される改修、改造工事のことです。フロートラインは一度、炉に火が入れば24時間365日、次の定修までの10数年間は常に火が入り続けます。それだけ長い期間が経てば交換が必要な設備もありますし、また、今以上に高品質なガラスを製造するためには、例えばガラスの温度、燃料の量など、より高度にコントロールする必要があります。その製造の要求スペックを満たしつつ、メンテナンス性も確保し、また与えられたコストもクリアした設備を設計・導入することこそが私の仕事になります。定修プロジェクトの前半は設計のデスクワークが主、後半は現地で設備導入のサイトワークが主ですので変化のある仕事内容になっています。

仕事の喜び・やりがい・印象に残っている仕事

入社して初めての業務が定修プロジェクトでした。仕事の規模は新入社員としては比較的大きいものでしたが、上司・先輩から手厚いサポートを受けつつ、技術的な内容や設計の進め方など勉強をし、業務をすることが出来ました。3年目にプロジェクトが完了し、そこで初めて1つの仕事を始めて完遂した訳ですが、自分が設計・導入した設備が稼働し、そしてガラスが製造されているところをいざ見ると、達成感や責任感、様々な感情がありましたが、ただただ嬉しいという感情が最も大きいものでした。この時の気持ちが現在の仕事のモチベーションにもなっています。

就職活動中のみなさんへ

ぜひ多くの社員と実際に話をしてみてください。NSGに限らず、会社説明会や大学訪問などで先輩社員と会話する機会があることでしょう。直接話をして得られる生の情報は、ホームページにある経営計画やIR情報からは得られることが難しく、また就活生にとって会社を判断する上で重要な情報だと思います。社是や固い文言からは社内の雰囲気はなかなかつかめないものです。多くの企業説明会で「風通しの良い会社」といった言葉をよく聞きましたが、正直ピンと来ず、そこでとにかく多くの社員と話せばよりリアルな雰囲気をつかめることが出来ました。もちろん最終的に入社したのはNSGだけになりますが、説明会で感じた雰囲気と現在の部署の雰囲気に差異はありませんでしたので、ぜひ試してみてください。

みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

学生時代の勉強が今の仕事にどのように役立っているか?

現在は電気、制御に関する業務をしているので、高校で学んだ物理全般や、大学で学んだ工学の知識は、業務内容の理解の基礎になっています。会社に入ってから初めて学ことも多くありますが、その際に大学の教科書を引っ張り出すこともありました。

一方で大学院での研究で得た、より専攻分野の知識そのものが活躍することは、なかなかありません。しかしそれは、研究とは世の中に出回っていない技術の発掘、開発することろですから仕方のないことと思います。では今の業務にとって大学院への進学が無意味であるかというと、もちろんそのようなことは全くありません。解決すべき問題に対して、いかに良く理解し、計画、実行し、解決まで導くかというプロセスは、研究においても、今の業務においても、そしてどのような仕事においても通ずるところがあるはずです。

就活生の皆さん、大学で学んだ専門性は大切です。それはそれでもちろん尊重しつつ、ただし選択を狭めることなく、就職活動に臨んでいただければと思います。

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