大阪公立大学イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟に入居

2025年 04月 03日

産学共創を生み出す研究開発の新拠点に活用

日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩)は、産学官連携の拠点として大阪公立大学に新設された「イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟」に入居しましたので、以下の通りお知らせいたします。

本棟は、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」により、イノベーションアカデミー共創研究拠点として同学・中百舌鳥(なかもず)キャンパス(大阪府堺市中区)内に建設され、本年2月に竣工しました。ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)化やスマートビルの社会実装に向けた学内研究シーズの実証実験およびオープンイノベーションの場として、企業との共創研究やスタートアップ創出を推進するための産学官民リビングラボ施設です。

当社の国内における研究開発拠点である技術研究所(兵庫県伊丹市)では、コーティング材料関連の開発において、従前より同学との間で多くの共同研究活動を行ってきました。最近では全固体電池関連、農業ハウス関連の分野での共同研究も行っています。このようなつながりもあり、本棟建屋の建設に際しても、省エネルギー化に貢献可能な断熱複層ガラスの納入に協力させていただきました。

今般当社は本棟3階の「Collaboration and incubation space」に入居し、同学研究室および本棟入居企業等との技術交流を通じた共創研究活動を積極的に行っていく予定です。また社会実装実験等の取り組みにも参加していく考えです。加えて当社はARCH Toranomon Hills(東京都港区)にも参画し、入居企業とのコラボレーションによる新規事業創出に向けたインキュベーション活動を行っています。

本棟での活動とも合わせて、新技術・新事業・新製品の開発を今後さらに加速してまいります。

大阪公立大学 イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟

大阪公立大学 イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟

開設記念式典の様子

開設記念式典(3月28日)

以上

大阪公立大学 イノベーションアカデミー スマートエネルギー棟について

延床面積約3,000m²、3階建ての棟の1階にはワークショップやプレゼン、コワーキングに利用できる場所やカフェエリアが配置されています。企業や自治体、他大学などの多様な人々が集い、交流や議論を行うオープンイノベーションスペースは、前身校である大阪府立大学の元学長、故・堀場 信吉博士の名を冠して「堀場信吉スクエア」と命名されています。また、2階はインキュベーションエリアと最先端の評価機器のショールームや本学研究所、3階には大学との共創を希望する企業の研究拠点として活用できるレンタルラボを設置しています。

NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について

NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。

建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。

自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。

クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。 https://www.nsg.co.jp

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