ドイツ・ビッテン事業所が創設200周年の記念式典を開催
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)は、去る7月5日に当社グループのピルキントン・オートモーティブ・ドイツ社(Pilkington Automotive Deutschland GmbH)が、ドイツにおける創業の地であるビッテン事業所(Witten、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州)の創設200周年を祝賀する記念式典を開催しましたので、お知らせいたします。
ビッテン事業所は1825年、同国ルール地方にガラス工場を作りたいと願い続けたミュレンシーフェン兄弟の努力により、「ビッテナー・グラスファブリーク」として創設されました。操業当初からほぼ1世紀にわたり、手作業によりテーブルガラスが生産されていましたが、その後の数々の機械化と大量生産の成功により、ドイツを代表する窓ガラスメーカーとして成長しました。現在は当社グループの欧州最大級の新鋭設備を備えた拠点として、自動車メーカー向けに自動車用ガラスを生産しています。
記念式典には、ビッテン市長などの来賓をはじめ約1,500名の来場者が訪れ、ビッテン市の歴史上最も古い工場の一つであるこの拠点の200周年を祝いました。当日は大規模なエンターテインメント・プログラムに加え、工場見学、研究室でのプレゼンテーション、製品のデモンストレーションなどのイベントが催され、ビッテン事業所の歴史と現在の活動が包括的に紹介されました。
NSGグループは、事業を展開する地域社会における責任ある一員として、地域の発展に貢献し、これからも地域の皆様と共に歩んで参ります。
以上
ビッテン市長 ラース・ケーニッヒ氏のコメント:
「ガラス製造工場としてこの200年は素晴らしいマイルストーンです。この事業所とピルキントン、NSGグループは、ビッテン市の歴史に欠かせない存在であり、この事業所がないビッテン市は考えられません。」
Pilkington Automotive Deutschland ビッテン工場長 ファビアン・ヴィルツのコメント:
「今日はとても特別な日です。歴史的な節目を迎えたからというだけでなく、何より多くの現従業員や元従業員がお祝いに集まってくれたからです。このことは私たちの会社がいかに団結しているかを示しており、私たちがビッテンでの長い過去だけでなく、素晴らしい未来をも手にすることが保証されている証拠です。」
ミュレンシーフェン兄弟
現在の事業所全景
往時の工場の風景
記念式典の模様
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。 https://www.nsg.co.jp
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