防犯ガラス「セキュオ」の発売について

Date
2001年 07月 30日

日本板硝子株式会社(社長 出原洋三)は、住宅やビル・店舗の窓ガラスの防犯を目的とした防犯ガラス「セキュオ」を発売することに致しました。

「水と安全はタダ」とよく言われますように、従来我が国の治安水準は極めて高く保たれてきましたが、平成12年の刑法犯認知件数は244万3千件と戦後最悪を記録しました(出典:警察庁)。侵入盗についても昨今新聞・TV等で盛んに報道されている通り、ピッキングという特殊工具を使用して鍵を開けて侵入する手口が急増し、住宅への侵入盗認知件数も15万4千件と戦後最悪を記録しております(平成12年、出典:警察庁)。
こうした状況を踏まえ、行政も動き出しております。平成13年3月に国土交通省から我が国初の防犯設計指針である「共同住宅の防犯上の留意事項」と「防犯に配慮した共同住宅の設計指針」が策定、通知されました。今後住宅における防犯を配慮する際の目安となるものと期待されます。

ピッキングによる侵入盗被害については錠の交換や警察の対策等によって減少に転じつつあると報道されておりますが、一方で住宅やビル・店舗の窓ガラスを破って(割って)侵入する手口は侵入盗全体の大きなウエイトを占めております。
そこで当社では、一般的に窓ガラスとして使用されているフロート板ガラスや網入りガラスといった単板ガラスよりも、破られにくい防犯ガラス「セキュオ」を発売することに致しました。
防犯ガラス「セキュオ」の基本構造は2枚のガラスの間に強靱な中間膜(接着膜)を挟んで全面接着した「合わせガラス」です。「合わせガラス」は自動車のフロントガラスとして使用することが法制化されている安全ガラスですが、防犯用として開発された「セキュオ」はその安全性能をベースに、使用する中間膜の厚みやガラスの種類をより防犯性能を高めるように選択し、想定される様々な侵入手口に対応できる商品ラインアップとなっております。
「窓」としての防犯性は、ガラス単体だけでなくサッシや雨戸・シャッター、錠、等を含めた総合的な検討が必要ですが、侵入手口の中で大きなウエイトを占めている「ガラス破り」に対して、防犯ガラス「セキュオ」は有効な手段であり、安全な住環境づくりに大きく貢献できる商品であると期待しております。

1.商品概要
(1)商品名
防犯ガラス「セキュオ」

(2)仕様
2枚のガラスの間に中間膜(接着膜)を挟んで全面接着した合わせガラス

(3)商品体系

商品名 仕様・特徴
セキュオ30 中間膜30mil(0.76mm)で接着
セキュオ60 中間膜60mil(1.52mm)で接着
セキュオ90 中間膜90mil(2.28mm)で接着
セキュオSP ポリカーボネート板(1mm)を挟み込み
セキュオPY 超強化ガラス「パイロクリア」を使用

2.発売日
平成13年8月23日(木)