環境影響評価に係る地下水調査結果について

Date
2001年 09月 26日
日本板硝子株式会社四日市工場(四日市市千歳町2番地、工場長 山岸隆司)では、このたび、環境ISO14001に関連して環境影響評価を実施した結果判明した地下水の汚染状況について、下記の通り、お知らせします。

1.調査実施の背景および調査結果について
当社四日市工場では、平成11年2月の環境ISO14001認証取得に際して、過去の生産活動の環境影響評価を行いましたが、その後の見直し作業の中で、社内関係者から、既に廃棄され現存しない板ガラス製造設備で、ガラスの脱泡剤として、亜砒酸を使用していたことがあるとの指摘がありました。そこで、社内記録等を調査したところ、昭和39年頃まで亜砒酸を使用していたことが確認でき、汚染が懸念される調合場のあった区域とガラス窯の原料投入口付近および工場敷地内周辺部の地下水の採取分析を実施しました。

その結果、旧調合場、窯原料投入口付近を中心に、環境基準を超える個所があることが判明しました。

地下水分析結果
測定点(No.) 砒素(mg/l) その他(23項目)
1 環境基準内 環境基準内
2 0.02 環境基準内
3 環境基準内 -
4 0.05 -
5 環境基準内 -
6 0.01 -
7 0.18 -
8 0.07 -
9 0.04 -
10 0.12 -

 

地下水調査測定地点表示図
地下水調査測定地点表示図 

地下水の汚染は、亜砒酸を使用していた当時に、運搬取扱い等の作業上のトラブルにより、土壌が汚染されたことに起因している可能性が高いと推定しています。また、13号台風(昭和28年9月)で調合場が浸水、伊勢湾台風(昭和34年9月)で工場全体が1m冠水して生産活動が全く停止する最悪の事態になっていたことなども、何らかの影響があるとも考えております。

2.今後の対応について
地下水の汚染区域が工場敷地内の一部に限定されていること、工場敷地境界部の地下水は環境基準内であること、海岸側は護岸壁で囲まれていることから、周辺地域の地下水へ影響を及ぼす可能性はほとんどないと考えています。今後、関係行政機関のご指導を受けながら、必要な調査と処置を行っていく予定です。

3.その他
本件については、三重県および四日市市に報告いたしております。