光触媒クリーニングガラス<クリアテクト®>の正式販売開始について

Date
2004年 01月 30日

日本板硝子株式会社(本社:大阪市中央区 社長:出原洋三)は、松下電工株式会社(本社:大阪府門真市 社長:畑中浩一)と共同開発後、2002年5月より、東京、大阪、名古屋地区限定で、光触媒クリーニングガラス「クリアテクト」のモニタリング販売を実施して参りましたが、今般、2月4日より正式に全国発売を実施することを決定致しました。

 「クリアテクト」は、光触媒の効果により太陽光や風雨の働きを得ることにより、ガラスの外面をきれいな状態に保つことができるエコ・クリーン商品です。
光触媒クリーニングガラスが太陽光や風雨できれいな状態を保持できる仕組みは、次のとおりです。
(1)光触媒クリーニングガラスに太陽光が当たるとその光触媒効果によって汚れはその付着力が徐々に弱まります。
(2)同時にガラス表面は親水性になるため雨水がその表面全体に広がり、汚れを浮かせて洗い流します。
板ガラスに光触媒をコーティングする方法は、簡便かつ高い生産性が期待できる湿式法を採用し、工場ラインでの高温焼付処理により、現場処理方式と比べて高い耐久性を実現し、同時にガラスとして求められる外観性能も確保されています。また、高い光触媒効果と親水性により窓の清掃頻度を低減すると共に、建物の美観とイメージ向上に寄与することが期待されます。さらに、清掃することが難しい部位でのセルフクリーニング機能の有効性も期待されます。
今般、正式発売するに当たり、最大受注寸法が 5000x2400mm(但し、260kg/枚以内)までの大板サイズの対応まで可能となり、加えて量産能力も拡充致しました。ガラスの品種も、フロート板ガラスのみならず、高性能熱線反射ガラス、断熱複層ガラス、合わせガラス、強化ガラス等さまざまなガラスへのコーティング対応が可能です。
「クリアテクト」が採用されている大型物件としては、松下電工汐留東京本社ビルをはじめ、来年開港に向けて現在、愛知県常滑市の沖合いに建設中の中部国際空港や高速道路の防音壁等、話題性の高い事例が増加しております。特に中部国際空港では、ターミナルビルの外装ガラスに採用されその機能による清掃コストの削減効果が注目されております。(ガラス使用量:約20,000m²)今後は、集合住宅や戸建住宅等の用途における採用の広がりが期待されています。

 今後とも、日本板硝子は、更なる高付加価値の多機能を組み合わせにしたガラス商品の開発に全力をあげて取り組んで参ります。
(尚、光触媒親水性技術の基本特許は、日本板硝子が東陶機器株式会社よりライセンス許諾を受けております。)

【お問い合わせ先】
日本板硝子株式会社  硝子建材カンパニー 機能硝子事業部 商品企画部
(担当:前田) 03-5443-0107
総合企画室 広報グループ
(担当:藤井・尾崎) 03-5443-9505

【ご参考】

■光触媒クリーニング効果の仕組み
光触媒クリーニング効果の仕組み

■光触媒クリーニングガラスの受注条件など
1.製造可能範囲
・最大寸法  5000mmx2400mm
・ガラス厚み  5~12mm
・ガラス品種  フロート板ガラス、熱線吸収ガラス、熱線反射ガラス、複層ガラス、倍強度ガラス、強化ガラス、耐熱強化ガラス、合わせガラスが可能。尚、網入、線入ガラス、型板ガラスは加工できません。

2.納期
クリアテクト加工のみで、受注後2~3週間の予定です。
(その他に機能ガラス加工を行う場合は、そのリードタイムが必要です。)