CSR委員会の設置と取組体制の強化について
日本板硝子株式会社(以下当社、社長執行役員:藤本勝司)では、従来から企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に取り組んでまいりましたが、この度、このCSRへの取り組みをより一層強化するため、本年8月、社長を委員長とする「CSR委員会」を設立しましたのでお知らせいたします。
当社におけるCSR関連の取り組みとしては、2002年にコンプライアンス委員会を立ち上げ、全社員に法令遵守の教育を実施している他、環境保全活動の強化、企業統治(ガバナンス)改革や、リスクマネジメント、あるいはカスタマーセンターの設置による顧客満足の向上、広報・IR(投資家向け広報)の充実といった各種施策を通してそれぞれ実施してまいりました。また、メーカーである当社の社会的な使命は、高品質で安全な商品を継続的に社会に提供することであり、この観点からも、社内での「ものづくり」の強化を進めているところであります。
これらの取組みは、一例としては厚生年金基金連合会によるコーポレートガバナンスに優れた会社に投資するファンドへの選定や、日本政策投資銀行による環境配慮型経営促進事業対象会社への選定を受けるなど、対外的にも一定の評価を受けてまいりました。
今般、これらの取組みを全社的にバランスよく推進し、CSR活動をより一層強化するために、CSRに関する基本方針、活動計画を策定するCSR委員会を設立いたしました。
当社のCSRは、「社会から信頼される企業であり続けるために、当社を取り巻くすべてのステークホルダーとの良好な信頼関係を構築すること」と定義しています。
「オープンでフェア」な企業風土の下、従来からの当社の経営理念(下記注)の実践を通して、各ステークホルダーの皆様とwin-winとなる良好な関係の構築に一層努め、いかなるときにも社会から信頼いただける企業を目指してまいります。
具体的な取組みとしては、「株主・投資家」「顧客」「従業員」「取引店」「サプライヤー」「社会・地域」のステークホルダー毎に社内に分科会を設置し、立案した推進計画に基づいて活動を展開し、その後、定期的に活動状況の検証、教育の推進、情報発信などを実施していきます。
社員教育に関しては、CSRは当社社員一人一人が理解し実践していく必要があり、今後、全社的に推進していくために、全社員に対して、社長メッセージの発信、説明会・研修会の実施、CSRブックレットの配布などを予定しています。また、対外的に対しても、タイムリーな情報の発信に努めてまいります。
当社は今後とも、CSR活動の推進を通して、グローバルな観点での社会との共存と、企業価値の向上を目指してまいります。
(注)日本板硝子「経営理念」(1976年(昭和51年)制定)
事業は人なり
1.信用を重んじ 確実を旨とする
2.進取不屈の精神を養い 協力一致して事にあたる
3.創意を発揚し 独自の技術を開拓する
4.事業の社会的使命に徹し 国家社会に奉仕する
【お問い合わせ先】 |
日本板硝子株式会社 |
広報・IR部 (担当:藤井・尾崎) 03-5443-9505 |
【ご参考】
■当社のCSRの取り組みイメージ
■当社を取り巻くステークホルダーとその活動
※ステークホルダー【stakeholder】=(企業を取り巻く)利害関係者 |