当社におけるアスベストの使用状況と健康被害の発生状況について

Date
2005年 07月 18日
昨今、多く報道されておりますアスベスト(石綿)に関しまして、現時点での当社の状況について7月15日に経済産業省に報告しましたので、その内容を以下のとおりご連絡いたします。
1.  製造工程等におけるアスベスト(石綿)製品の使用状況
  当社では、過去にガラス溶解設備・加工設備の高温部において、アスベストを断熱材等として使用していましたが、1975年頃以降、順次代替化を進め、現在は作業の中ではアスベストを使用しておりません。
但し、フロートバス構造体、徐冷工程でのレヤーロール等の板ガラス製造設備の一部及び一部建屋の保温材等にアスベストを含む材料が残っています。
 
2.  健康被害の発生状況
  これまで当社社員でアスベストに関連して3名の方が労災認定され、その内2名の方がお亡くなりになっています。
3名の内、1名の方が千葉事業所在職中の1999年に石綿肺合併肺ガンでお亡くなりになりました。残る2名の方は、いずれも退職後に中皮腫により労災認定されました。
この内、1名の方(旧川崎工場(1990年閉鎖)所属)が2001年にお亡くなりになり、もう1名の方(舞鶴事業所所属)は2002年に労災認定されて現在も療養中です。
その他に、退職者1名の方(旧川崎工場(1990年閉鎖)所属)が2004年にじん肺の治療中にお亡くなりになり、現在労災申請中です。
従業員にはアスベストに関する情報を開示しており、家族の方からのお申し出はありません。
また、周辺住民の方からのお申し出もありません。
なお当社は、今般、労働組合と健康診断や社内補償について労使協定を締結しましたので、その抜粋を添付いたします。

>> じん肺及びアスベスト関連疾患に関する労使協定書(抜粋) (PDF:2ページ/96KB)
 
3.  アスベスト製品の代替化状況
  代替化はかなり進んでおりますが、上記1で掲げていますバス工程やレヤーロール等におきましては、板ガラス製造設備の定期修繕時でなければ代替ができないということを、昨年8月に板硝子協会経由で厚生労働省に報告致しました。
バスは、保温のためにレンガやアスベストを含んだ材料などで囲っていますが、密閉された状態でありますし、またレヤーロールはアスベストが固定化した状態でありますので、いずれも従業員が曝露する恐れはないものと考えております。
対象となります4つの板ガラス製造設備は、それぞれ2008年から2013年にかけて定期修繕を迎える予定です。その時に合わせて、一部建屋を含めて代替を完了させる予定です。

当社は、今後とも法令を遵守し、従業員の安全衛生活動により一層努力してまいります。


【お問い合わせ先】
日本板硝子株式会社 広報・IR部(担当:藤井・尾崎) 03-5443-9505