ブラジルにおける自動車用ガラス生産能力拡大について
日本板硝子株式会社(東京本社:東京都港区三田三丁目5番27号、社長:スチュアート・チェンバース、資本金:961億円)は、ブラジルにおける自動車用ガラス生産能力の大幅な拡大を計画いたしましたので、ここにお知らせいたします。NSGグループは、サンパウロ近郊に位置する現存のカサパバ工場の隣接区域に新たな自動車用フロントガラス生産ラインの建設を予定しております。新規の生産ラインは、当グループのピルキントン社がその運営を行います。
新規生産ライン建設に関する投資総額は、約4300万ユーロ(約72億円)を見込んでおり、新たな生産設備の導入によって自動車用フロントガラス生産能力がさらに年間100万枚以上増加いたします。2010年初めに稼動を開始する予定であり、現地には新たに約120人の雇用が創出されます。
ブラジルの自動車市場は過去3年間で急速な成長を遂げており、自動車生産台数は2015年までに年間約530万台に達すると見られています。
当グループの自動車用事業にとって、成長を続けるブラジルは重要な市場であり、今回の投資によって現地での顧客支援体制を整えることができます。また、今回の投資は、3段階からなるNSGグループ成長戦略の第2段階―主要新興市場における戦略的投資―へのさらなる布石となります。
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日本板硝子株式会社 |
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