ファーストソーラー社の薄膜型太陽電池モジュールによるメガソーラープロジェクトに当社製品を供給

Date
2013年 11月 26日

米国ファーストソーラー社(薄膜型太陽電池モジュール最大手)は、日本におけるメガソーラープロジェクト(太陽光発電所)の投資(総額約100億円)を発表しました。その一環として、このたび福岡県北九州市でプロジェクトの建設を着工しました。

同社は、薄膜型を用いて、厳しい気象条件・環境下においても安定的で発電能力の高いモジュールを製造しています。

当社グループは、かねてより同社の薄膜型モジュール向け仕様の透明導電膜コーティングガラス(TCOガラス)を開発し、全世界で供給しております。また今回のプロジェクトは、当社の建築ガラス拠点に建設します。

概要
 場所:福岡県北九州市
 発電能力:1.4 MWdc
 操業開始:2014年3月末まで

ファーストソーラー社について
 本社所在地:米国アリゾナ州テンピ
 設立:1999年
 代表者:James Hughes, CEO
 売上高:3,369 百万米ドル(2012年度)

概要:ファーストソーラーは、最先端薄膜モジュールを採用した太陽光発電システムを供給する世界有数のプロバイダーです。同社の包括的な発電所向けソリューションは、化石燃料に代わる経済的なエネルギーを提供します。ファーストソーラーの再生可能エネルギーシステムは、原料の調達から寿命を迎えたモジュールの回収とリサイクルに至るまで、環境保全と改善に貢献します。
同社ウェブサイトwww.firstsolar.com/en/(英語)、www.firstsolar.jp(日本語)をご参照ください。

【お問い合わせ先】
日本板硝子株式会社 広報・IR部 TEL:03-5443-9477

以上

(ご参考)

日本板硝子のソーラー用ガラスビジネスについて
ガラスは、太陽光発電パネルにとって欠かせない重要なパーツです。
当社グループの高品質ガラス製品は、太陽光発電の3つの主流技術分野である、薄膜太陽光発電モジュール、結晶太陽光発電モジュール、集光型太陽光発電に使用されています。

◆薄膜太陽光発電モジュール
薄膜太陽光発電モジュールは、何層もの非常に薄い光電変換膜層から構成されます。その光電変換膜層は、表面側を透明導電膜(TCO)で、裏面を電極層でサンドイッチされます。これをNSG TEC™などのTCOガラスを表面から、標準クリアガラスの熱強化ガラス等の素材を背面から挟み込みます。

◆結晶シリコン太陽光発電モジュール
結晶シリコンモジュールは、太陽電池素子(セル)をつなぎ合わせ、それを高い透過率をもった強化ガラスで保護することで、品質の信頼性および耐候性を確保しています。この技術に通常使用されるガラスは、低鉄型板ガラスです。多くの場合、強化処理を施し、太陽エネルギーの集積を最大化するよう、反射防止(AR)膜をコーティングします。

◆集光型太陽光発電
集光型太陽光発電は、鏡を使って太陽光を集積する発電技術です。非常に高性能な低鉄フロートガラスに、金属反射膜をコーティングして、高性能の鏡を製造します。

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