板ガラス製品の価格改定について
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区 社長執行役員:藤本勝司)では、9月1日出荷分より主に建築分野で使用される板ガラス製品の販売価格を改定し、板ガラスで10%程度、複層ガラスで5%程度引き上げることと致しましたのでお知らせ致します。
当社硝子建材カンパニーでは、1999年12月に板ガラス及び加工ガラスの価格改定を実施させていただきましたが、その後の4年半余の間に主力品種の販売価格は11~15%下落しました。
一方、昨今の原燃材料他の大幅な値上がり等の外部要因が、板ガラスの製造コストに大きな影響を与え始めております。また、板ガラスを組み合わせる複層ガラス他の加工ガラスにおきましても、同様に製造コストがアップしております。
ガラスの多機能化が進む中、複層ガラス事業は板ガラスに次ぐ当社の硝子建材事業分野の主力事業に成長しており、板ガラス及び複層ガラス事業の採算悪化は、硝子建材事業全体の事業収支に影響を与えております。
当社では、これまで製造拠点の統廃合や効率化を始めとした固定費の削減や、国内物流費、一般管理費の削減等のコストダウン対策を実施してまいりましたが、最近の外部要因による急激なコストアップを吸収することはできず、販売価格に転嫁せざるを得ない状況となっております。
そのため、当社と致しましては、板ガラス及び複層ガラスにつきまして、ここ数年の販売価格下落の一部及び原燃材料のコストアップ分に見合う販売価格の改定を各お取引先に対しお願いさせていただくことに致しました。
この他、不採算品種の価格見直しにつきましても実施させていただく予定です。
【お問い合わせ先】 |
日本板硝子株式会社
総合企画室広報グループ (担当:藤井・尾崎) |
電話:
03-5443-9505 |