ブラジルにおける自動車用ガラス生産能力拡大および向上について
NSGグループは、自動車用ガラス分野において、既に主要なグローバルプレイヤーでありますが、今般、140百万レアル(67億円相当)の設備投資による、ブラジルでの自動車用ガラス生産能力の拡大および向上を計画いたしましたので、お知らせいたします。
当該計画において、サンパウロ近郊に位置する現存のカサパバ工場(サンパウロ東方約120km)の隣接区域に、新たな拠点を建設し、自動車用合せガラス(フロントガラス)及び強化ガラスの生産をいたします。同拠点には、現在、欧州・北米の工場で使用中の最新技術を導入いたします。
ブラジルで、当グループは30年余り操業しており、シェアも高く、グループにとって極めて重要な市場であります。ブラジルの自動車市場は急速な成長を遂げており、生産台数は2014年までに年間約5百万台に達すると見られています。
この投資は、合せガラス・強化ガラスの生産能力の増強と、増加する高付加価値品の需要への対応の両方を目指しています。
この地域でも、複雑な曲げ形状や、移動通信用統合アンテナ、防曇機能、レインセンサー等の付加機能の設定が増加しています。
新合せラインは、2011年初に稼動し、同国内での能力は50%増加し、年3百万台余りのフロントガラス生産能力となります。強化ガラスラインは二段階の立ち上げとなり、最初の部分は2012年初に稼動します。これらの稼動により、現地では新たに約200人の雇用が創出される見込みです。
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