当社グループのLow-Eガラスが中国の地方政府から省エネ推奨品の指定を受けています
中国中央政府は、2009年に新築の商用ビルに対する省エネ基準を設定しました。中央政府の省エネ基準を踏まえ、寒冷地帯である中国東北部の吉林省*およびその省都である長春市の両地方政府は、新しい公共建築物の省エネ基準を発行しています。当社の中国関係会社で生産するオンラインコーティング Low-E(低放射)ガラス・エナジーアドバンテージはその新しい建築基準法に基づいた省エネ推奨品として、両地方政府より認定されています。
この地域の断熱規制をクリアするには通常の複層ガラスであれば3層構成が必要となりますが、当社のLow-Eガラスを使用すれば2層構成で済み、窓ユニットを大幅に軽量化できます。新しい基準により、Low-Eガラスを使用した複層ガラスの住宅部門への普及が急速にすすむことが見込まれています。これは、当社グループの出資する中国関係会社の設備の稼動にプラスとなります。今後もこうした認定取得を他の地方政府でも積極的に展開していきます。
(ご参考)
* 中国北東部に位置する吉林省には、2700万人を超える人が暮らしています。短く高湿度な夏、長く寒冷な冬を特徴とする温帯大陸性モンスーン気候帯に属します。
上海国際航運センター呉淞口国際クルーザー港の建物(エナジーアドバンテージ使用事例)