廃棄物とリサイクル

ガラス製造工程そのものは非常に少量の廃棄物しか出しません。切断したガラスの端材は全て再度溶解されてリサイクルされます。PVBは、合わせガラスの中間膜として使用されます。合わせガラスの端から裁断されるPVBは、PVBサプライヤーに戻され、製造工程でリサイクルされます。残りの埋め立て廃棄物は、主に廃棄ガラス、規格外原材料、一般廃棄物、ガラス研磨汚泥等からなります。NSGグループは2007年以降今日までに、埋め立て廃棄分を半分に減らすことに成功しました。そしてさらに2018年3月期までに2013年比で20%削減するという新しいサステナビリティ目標を設定しました。

 

ガラス研磨汚泥

私たちは積極的にリサイクルのパートナーを見つけ、廃棄物を埋立て処理するのではなく、コンクリート製品その他の骨材製造業者に原材料として提供しています。

 

フロートガラス規格外の原材料

2016年私たちは、引き続き汚染物質処理設備によって収集されたガラス粉塵および規格外のためしばしば配合不可となる原材料の削減やリサイクルのための新しい方法を模索しました。ロスフォード事業所では規格外原材料を減らす対策として、工程モニタリングおよび制御システム自動化が進められました。またオタワ事業所では、バッチ漏出を減らすための新しいバッチ工場が建設されています。

 

廃棄ガラス

大量の廃棄ガラスを排出している事業所は、カレットの分別およびリサイクル方法を見直し、フロート工場での再利用拡大その他のリサイクル改善策を検討しています。その一つマレーシアのスンガイブロー事業所では、印刷カレットを全て再利用しており、合わせ廃棄ガラスに関しては再利用のためのパートナーを見つけました。全事業所で、汚染カレットおよびガラス粉塵のリサイクル方法が再検討されています。

 

一般廃棄物

大規模な事業所に対しては、一般廃棄物の分別をさらに徹底できるよう集中的サポート体制がとられており、グループ購買部門がパートナーとなり得る地元リサイクル業者の選択に積極的に関わっています。

 

自動車用ガラス材料

自動車用ガラスについては、調達した全ての原材料データを世界規模の自動車産業向け環境負荷物質情報システムIMDS(International Material Data System)に登録しています。これにより、原材料の成分が一目でわかり、使用材料のコンプライアンス、リサイクルの可能性などを確認することができます。このデータは、顧客企業である自動車メーカーも閲覧可能で、顧客企業による使用材料のコンプライアンス、リサイクルへの取り組みにも役立っています。

PVBは、主にフロントガラスに使われる合わせガラスの中間膜として使用されます。合わせガラスの端で裁断されるPVBは、PVBサプライヤーに戻され製造工程でリサイクルされます。2016年には約2,000トンのPVBがサプライヤーやリサイクル業者により回収され、再利用されました。