フィリピンに磁気ディスク用ガラス基板の製造会社設立
日本板硝子株式会社(社長 松村 實)は、フィリピンマニラ市郊外のラグナ・テクノパークにおいて、ハードディスクドライブ向け磁気ディスク用ガラス基板の製造を行う新会社を設立しましたので、その概要をお知らせします。
1.新会社名 エヌエスジー フィリピン (英文名: NSG-PHILIPPINES,INC.)
平成8年9月設立
2.所在地 フィリピン ラグナ・テクノパーク工業団地 (LAGUNA TECHNO PARK)
3.資本金 約16億円
4.代表者 日本から出す予定
5.生産能力 月産100万枚(第1期工事)その後早い時期に100万枚(第2期工事)
6.所要資金 約40億円
7.操業開始 平成9年10月
8.海外進出のねらい ハードディスクドライブメーカーが多数進出している東南アジアでの生産拠点を確保すると共に、競争力を強化し、伸びる需要に対応して国内外のユーザーに幅広く供給していくことを目的としている。
9.今後の展開 既にフロート製法によって、ガラス基板を量産することに成功しており、及び生産体制豊富なガラス基板を武器に加工能力を上げることによって、事業の拡大を計っていく。国内においては四日市工場内に加工設備の増設を進めており、今回の海外進出と併せて月産400万枚体制を早期に確立する。