日本無機株式会社の株式取得について
日本板硝子株式会社(社長:出原洋三)は、日本無機株式会社(本社:東京都、社長:庄司圭輔)の株式取得につき、日立化成工業株式会社(本社:東京都、社長:内ヶ崎功)との間において、本日、基本合意致しましたのでお知らせいたします。
なお、本件の概要は以下の通りですが、今後の進め方につきましては、関係者で直ちに協議に入る予定です。
1.合意内容
日本板硝子は、日立化成工業社の保有する日本無機社の株式のうち、7,615千株(平成12年9月末日時点発行済株式数の33.3%)を譲り受けることで基本合意致しました。日本板硝子は、この結果、日本無機社の筆頭株主となる予定です。
2.株式取得の目的
日本板硝子としては、日本無機社と同様のエアフィルターや電池用セパレーターなど特殊ガラス繊維分野を有しており、今回の株式取得を契機に日本無機社とのシナジー効果を期待しております。また、来年度から始まる中期計画の中でこれら特殊ガラス繊維分野を拡大発展させていく予定です。
3.日本無機社について
日本無機社は、昭和14年設立の特殊ガラス繊維分野に強みを持つ優良企業です。特に、エアフィルターや電池用セパレーターには定評があり、平成12年3月期では売上高193億円、経常利益5億円の実績があります。