「エヌエッチ・テクノグラス(株)」粉塵場外飛散事故について

Date
2001年 12月 24日

このたび、「エヌエッチ・テクノグラス(株)」(社長:星野和彦)において、粉塵を敷地外へ飛散させる事故を発生させ、多大の御迷惑をおかけしお詫び申し上げるとともに、経過等について、下記の通り、ご報告いたします。

1.事故の概要
(1) 12月19日(水)9:45頃、海上保安部より、工場敷地内から白い粉塵が飛散しているとの連絡があり、調査したところ、「エヌエッチ・テクノグラス(株)」四日市工場の5号窯より、粉塵が外部へ飛散していることが判明しました。

(2) 粉塵が外部へ飛散した原因は、次の通りです。 従来、ガラス溶解窯から発生する排ガスは、集塵フードで吸引され、排ガスダクトを経由し、集合集塵機へ導かれ、捕集されるところ、排ガスダクトにおいて、詰まりが生じていた。その結果、吸引力が弱まり、建屋内に、本来集塵されるべき排ガスの一部が放出された。その後、ガスの成分が天井部で冷却され固体化し、建屋換気扇を通じ、建屋外に放出され、風に乗って、工場敷地外へ流れ、降下した。飛散の範囲は、現場確認したところ、工場敷地対岸の岸壁付近と特定しています。

排ガスダクトにおける詰まり

粉塵の飛散範囲

(3) 飛散した粉塵には、亜ヒ酸等の人体に影響のある有害物質を含んでいることが推定されたこともあり、港湾関係者への連絡を行い、関係者の協力を得て、粉塵の除去作業を早急に(19日午後)実施いたしました。

(4) 現在は、建屋換気扇を停止しビニールシートで覆うとともに、発生源であったダクトのつまりの除去も完了、集塵機を追加で設置するなどの対策を実施しており、外部への流出を防止できていると判断しています。

(5) 今後も、適宜、官公庁、港湾関係先へは必要な情報を流します。また、粉塵の量の推定、粉塵の分析結果等から、人体への特段の影響はでないと判断しております。なお、港湾関係者等で、ご要望があれば、健康診断受診の対応を実施しております。

【お問い合せ先】
日本板硝子株式会社四日市工場 総務課(橋本、本)
電話 0593-52-3111

 

 

エヌエッチ・テクノグラス株式会社 会社概要

◆社名 エヌエッチ・テクノグラス株式会社
◆代表取締役社長 星野和彦
◆本社
(営業部)
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-12-20 京浜建物第一ビル6階
TEL 045-475-2905
FAX 045-475-2908
◆工場
(製造部・技術部・管理部)
〒510-0051
三重県四日市千歳町2番地 日本板硝子(株)四日市工場内
TEL 0593-52-6451
FAX 0593-52-6401
◆資本金 30億円(日本板硝子株式会社 50% HOYA株式会社 50%)
◆会社設立 平成3年5月21日
◆生産品目 主としてアクティブマトリクスLCD用ガラス基盤
NA35 t0.6mm/0.7mm/1.1mm
◆生産能力・稼動開始 NH-1(平成4年2月) NH-1~5硝子溶解総量
900ton/(月・5窯)
NH-2(平成6年8月)
NH-3(平成8年4月)
NH-4(平成12年3月)
NH-5(平成12年8月)
◆人員 300名
◆使用原料及び比率 珪砂 :46%
硼酸 :19%
アルミナ原料 :14%
炭酸マグネシューム : 1%
石灰石 : 7%
ストロンチューム原料 : 5%
バリューム原料(劇物) : 7%
亜砒酸(毒物) : 1%