マレーシアンシートグラス社の株式追加取得について
日本板硝子株式会社(社長 出原洋三)は、マレーシアのフロート板ガラス製造会社である当社連結子会社 Malaysian Sheet Glass Berhad(マレーシアンシートグラス(以下MSG社))について、現地の合弁相手(以下現地パートナー)および少数株主の全持分の買取手続きを開始いたしましたので、お知らせいたします。
MSG社は、1971年に当社とマレーシア現地資本、及び株式会社トーメンとの合弁により設立され、マレーシア国内を中心にフロート板ガラス、型板ガラス、自動車用・産業用加工ガラスの生産・販売を行って参りました。MSG社に対する買取前の当社持分は44%、株式会社トーメン持分は5%であります。
今回の施策によって、MSG社はNSGグループの一員として日本、他のアジア地域拠点も含めたグローバル規模での戦略的な役割分担を行い、同時にNSGグループの技術資産をフルに活用してさらなる競争力の向上と差別化を行っていくことを計画しています。
今回の追加取得により買取後の株主構成は当社95%、株式会社トーメン5%となります。手続きとしては、既にMITI(マレーシア国際通商産業省)からの認可は取得済みであり、マレーシア証券取引委員会の規定に従って買取手続きを行い、今年度中に買取手続きが完了する見込です。
(ご参考) |
1.MSG社について |
社名 |
Malaysian Sheet Glass Berhad |
資本金 |
81,151.2千RM(約2、349百万円) |
出資者構成 |
日本板硝子: 44%
Permodalan Nasional Berhad: 15%
KUB Malaysia Berhad: 15%
Sendiri Group: 18%
トーメン: 5%
その他(少数株主): 3% |
直近売上 |
267,621千RM(2002年実績)(約7,747百万円) |
生産能力 |
フロート窯2ライン(うち1窯は休止中) 計890ton/日
自動車用強化、合わせガラス 約50万台相当分/年 |
設立 |
1971年 |
(注)円換算レートは1USドル=110円、1USドル=3.8RMとしている。 |
2.買取前後の出資比率 |
現在の出資比率 |
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買取後の出資比率 |
日本板硝子 |
44% |
日本板硝子 |
95% |
現地パートナー |
48% |
トーメン |
5% |
トーメン |
5% |
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その他少数株主 |
3% |
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【お問い合わせ先】 |
日本板硝子株式会社 |
総合企画室 広報グループ 03-5443-9505 |