香港のTN、STN液晶用ガラス基板販売会社の営業権取得について
日本板硝子株式会社(社長 出原洋三)は、薄膜製造設備分野での有力メーカーである米国アプライド・フィルムズ社(Applied Films Corporation)の子会社である、香港の販売法人(Applied Films Asia Pacific Limited)が持つTN,STN液晶用ガラス基板の営業権を譲り受けることについて、26日に両社間で本契約に至りましたのでお知らせいたします。
当社とアプライド・フィルムズ社とは、1998年より中国蘇州にてガラス基板への成膜を行う製造会社(蘇州美日薄膜電子有限公司;STEC社)を折半出資にて設立し、運営しております。
アプライド・フィルムズ社の香港販売法人は、STEC社の製品を、香港、中国エリアの市場に販売している一方、当社は、従来からTN、STN液晶用のガラス基板の素板や同基板の加工製品を全世界に販売している他、STEC社の製品を日本、台湾などの市場へ供給しておりましたが、今後伸びつつある中国華南エリアでの膜付ガラスの販売を強化し、液晶用ガラス基板のビジネスでの優位性を高めることを目的として、このたび同社香港法人の持つ商圏(営業権)を譲り受けることと致しました。
なお、両社のSTEC社の出資比率には変更はありません。
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