光触媒クリーニングガラス「クリアテクト®」の住宅分野への展開について
日本板硝子株式会社(本社:大阪市中央区 社長:出原洋三)は、今年2月に全国発売致しました光触媒クリーニングガラス「クリアテクト®」につきまして、更に多機能化が進む住宅用のガラス分野へ展開することを計画しておりますので、以下の通りお知らせいたします。
既に発売致しました「クリアテクト®」は、松下電工東京本社ビルや中部国際空港ターミナルビルを始めとしたビル分野においてご採用いただいております。
また、最近では、ビル分野に限らず、住宅分野からのお問い合わせも増加しております。
このため、当社では、今後住宅用ガラス分野への「クリアテクト」の展開を進めることと致しました。
具体的には、Low-Eガラス(低放射ガラス)を組み合わせた遮熱高断熱複層ガラス「ペアマルチレイボーグ®」に、「クリアテクト®」の持つセルフクリーニング機能を付加した多機能商品を10月の発売に向けて、現在開発を進めております。
省エネルギー効果、結露軽減効果を持つ「ペアマルチレイボーグ®」に、「クリアテクト®」の汚れ防止効果、イージークリーニング性を付加することで、最近、大型化する傾向にある住宅の窓回りの手の届きにくい場所や、エントランス吹き抜け部分などの清掃の手間のかかる部位に「クリアテクト®」機能の有効性が期待されます。
当社は、今後も高付加価値商品、多機能商品の開発に全力をあげて取り組んで参ります。
(尚、光触媒親水性技術の基本特許は、日本板硝子が東陶機器株式会社よりライセンス許諾を受けております)