英国ピルキントン社の開示内容について
2005年12月15日、ピルキントン社はロンドンにおいて次の発表を行っておりますのでお知らせします。(なお、翻訳についての正確性を保証するものではありません。)
日本板硝子(株)からの改訂提案の拒絶
(英国時間 12月15日 午後12時41分)
2005年11月3日、ピルキントン社は、日本板硝子(株)から同社の未保有分のピルキントン社の普通株式に対する現金を対価とした買収提案(一株あたり150ペンス、ただし中間配当を含む)に発展する可能性のある打診を受け取った事をアナウンスいたしました。ピルキントン社の取締役会としては、この打診が同社取締役会として推薦する用意のある価格に対して著しく下回っているという見解をアナウンスしておりました。
これに引き続き 日本板硝子(株)より口頭にて現金を対価とした一株あたり155ペンスレベルでの打診があり、その後 書面にて現金を対価とした一株あたり158ペンスでの買収提案に関する打診を受け取りました(以下、「改訂買収打診案」という)。この改訂買収打診案は、買収のための資金調達の確認を含め複数の先行条件を満たすことが条件とされております。
ピルキントン社の取締役会は改訂買収打診案を検討した結果、日本板硝子(株)に対し、当該先行条件は受け入れ難い事、並びに提示価格がピルキントン社取締役会の推薦価格レベルを下回っている事を通知いたしました。
買付についての直近の状勢について
(英国時間 12月15日 午後16時33分 上記の発表後に行われたもの)
テイクオーバーと合併に関するシティコード2.4条の註記7に従い、ピルキントン社は、日本板硝子(株)(「NSG」)から受けたピルキントン社の開示への買収提案の改訂条件に関して本日行った表明は、当該潜在的買付者との事前合意なしになされたものであり、買収提案に至るかどうかの有無、また、下記に述べるところを除き、買収提案の条件についても、未確定であることを確認します。
NSGは、その2005年10月31日の発表において、ピルキントンの取締役会に対しNSGが未所有分のピルキントン社株式について現金での買収提案に発展する可能性のある打診を行った旨明らかにしています。NSGは、2.4条(c)(ii)に従い、パネルの同意のある場合を除き、この表明に拘束されます。