国際ガラス年 2022の閉会に寄せて
国際ガラス年 2022の閉会に寄せて
国連が定める「国際ガラス年」は、12月8日~9日に開催された「IYOG2022」閉会式をもって、正式に終了しました。当社CTOのマイク・グリーンナルは、閉会式のイベント内で「フロートガラス - 2050年までのカーボンニュートラルを目指して」と題し、当社グループの脱炭素にむけた戦略、取り組み、課題を紹介する素晴らしいプレゼンテーションを行ないました。
講演を行うマイク・グリーンナルCTO
当社ブースの様子
IYoG(国際ガラス年)は終了しますが、私たちは今後も、ガラス製品や技術を通じて社会に大きく貢献していくという気持ちを持ち続けなければなりません。私たちはこの1年間、イントラネットやソーシャルメディア、自社サイト等に掲載される毎月の記事を通じて、NSGグループがこれまでにガラスを通じてどのように社会に貢献してきたかを紹介してきました。以下が1年を通じて紹介した、具体的なコンテンツです。
7月のテーマ「NSGから生まれた“世界初”」では、当社グループが社会にイノベーションと新しい価値をもたらしてきた様々な事例を紹介しました。私たちは、製品開発において偉大な歴史を持っています。また、10月にドイツで開催された展示会「Glasstec(グラステック)」は、新型コロナウイルス感染拡大により2018年以降中止になって以来、4年ぶりの開催となりました。お客様と直接お会いすることの重要性を再認識し、その経験を共有する貴重な機会となりました。IYoG活動の一環としてスタートした「NSG's Delight in Glass」の動画コンテンツでは、グループ一人ひとりの価値を訴求しています。すでに10名以上の社員を紹介した多くの動画は、イントラネットのページだけでなく、社外のソーシャルメディアやコーポレートサイトでも共有されています。社員だけでなく、ご家族やご友人など、多くの方にも楽しんでいただければ幸いです。
もうすぐ2023年。IYoGのイベントはもうありません。しかし、私たちはこれからも、ガラスとコーティングの技術、そして何よりもNSGグループに携わるすべての「人」に誇りを持ち、お客様や社会に新しい価値をもたらすイノベーションを起こすために、最善を尽くしていきたいと考えています。IYoGでは、改めてそのような土台を再認識できたと思います。ガラスメーカーとしての誇りを胸に、ともに前進していきたいと思います。
最後になりましたが、IYoGのコアチームの皆さんには、1年間、大変お世話になりました。ガラスの魅力を伝える様々な記事を作るために、役職や部署を超えて、素晴らしい仕事をしてくれました。活動の中で "One Team" のマインドセットを見ることができ、本当に嬉しかったです。この場を借りて感謝の意を伝えたいと思います。ありがとうございました。
会場前での集合写真
左下から斉藤康弘研究(研究開発部日本統括部長)、マイク・グリーンナル(CTO)
左上から西川宏(カントリーマネージャー日本)、細沼宗浩(COO)、森重樹(CEO)
細沼 宗浩
取締役
代表執行役副社長 兼 COO